アメリカ4位の証券会社リーマン・ブラザーズが破産法の申請をしたそうです。


アメリカの破産法というのは、日本の破産法と違って必ずしも会社を清算するとは限らないんですよ
日本の民事再生法に近いという解説もありますが、もっとお手軽そうです。

だからホントは破産法と翻訳しちゃ誤解を招くのでよくないかもしれません。
生き残るため戦略的に破産法申請するということもアメリカでは行われています。
ただ、今回の申請はホントに危ないようです。


従業員がさっさと荷物をまとめて会社から出てくるのを取材されてます。
今後ですが、やはりどこかが買い取ることになるのかと思うんですがどうでしょうかね。
そういえば、しばらく前に民事再生法申請したゼファーの若い人が私服を着て歩いていました。
やっぱり辞めたんですねえ。彼の上司はまだゼファーにいます。
しかし、日本のバブルの過程と異なって早いですねえ。
日本は何年もかかってズルズルやってましたけど。


また3位のメリルリンチも米銀行大手バンク・オブ・アメリカに買収されることになりました。
じつはバンク・オブ・アメリカはリーマンも買収を検討していましたが、より大きい方にしたということです。
メリルリンチといえば、雄牛のマークの会社でした。
雄牛(ブル)と熊(ベア)は強気と弱気の象徴なんだそうです。
これを会社のトレードマークにしている会社もあります。
メリルリンチはブルだけというのは、強気一辺倒だったのでしょうか。