さて、日曜日の通信簿で経済評論家を目指しましょう

という評価をいただいた私ですが、目指すまでもない気がしました。


日曜日の朝、どのテレビ局も政治家や評論家を呼んで対談をやっています。
それで、今の不動産市場の動きについて話がされていましたが、我々の感覚から6ヶ月遅れているうえ現状の認識が正しくないです。
新聞記者や大学の先生がしゃべっていますが、専門外のことはあまりしゃべらない方がいいと思います。
私らの方がよくわかってますし、信託銀行の人やミレアの社長の植松さんあたりに話を聞いてくればいいんです。
あと、ノンバンクにでも現在の情勢を聞けばテレビで変なことを言わずに済みます。
石沢さんに聞くのが一番手っとり早いかもしれません。
石沢さんは元長銀総研で今みずほ系のアナリストです。
日本経済新聞にもよくコメントが掲載されています。
今から10年くらい前に経団連の会議で、石沢さんとご一緒させてもらったご縁がありまして、みずほに移られてからもお訪ねしたことがあります。
あと、ニッセイ基礎研の松村さん凄い人です!

いまでこそ土壌汚染を調べなきゃ不動産信託ができないのは当たり前ですが、この人は10年前からこうなると言ってました。
キャラクター的にも関西弁で面白い人です。たしか阪大のご出身だったと思います。


日本経済新聞の記者は、こういう人に話を聞けば経済がわかることを知っていて、かつ話を聞いて理解できます。
しかし、そのほかの新聞社やテレビ局の記者は説明しても理解できません。
どうして他社の記者のレベルが低いかというと、他社の花形は社会部政治部で政争の内幕を追ったり汚職を暴いたりする記者がエースです。
経済部なんて勉強しないしやる気もありません。
記事を読んでも、書いている奴が理解していないものはすぐ分かります。


偉そうにテレビでしゃべってる評論家のいうことなんか信用できませんよ。どうせ経済のことなんか知らないでしゃべってるんですから。


私が名をあげたお3人と、最近売り出し中の早稲田大学の川口有一郎先生あたりを押さえておけば間違いないです。