若いオバマ氏と経験のマケイン氏。
アメリカのマスメディアは明らかにオバマ氏への肩入れ姿勢を見せています。
ただ、外交政策的にはマケイン氏が大統領になる方が世界にとってよさそうです。
オバマ民主党政権は、今より保護主義的貿易政策をとるでしょう。
中印やフランスの保護主義政策を止める勢力が世界から消滅してしまうおそれがあります。
そして、イラクからの即時撤退は隣国イランとアルイカイダの進入を招き、この混乱から世界とくにアジアへの石油供給が滞るでしょう。
さらにアフガニスタンやインドへも混乱が広がり、これを収拾するためアメリカは再び今以上の膨大な軍事力投入に迫られます。
おそらくインド、インドネシア、中国でテロが激しくなるでしょう。
自信を深めたアルカイダらは再び9.11を目指す、そんなシナリオが待ち受けていると読みます。
さらに、北朝鮮に対しては圧力ではなくアメのみで対話する姿勢は金正日に完全になめられ、副大統領ヒラリーは愚かにも日本ではなく中国を同盟国と勘違いしています。
私、オバマ大統領の誕生はアメリカ国民だけでなく、世界にとって悪夢の前兆だと思います。
いや、私オバマさんが嫌いじゃないんです。マケインさんの政策を実行してくれるならオバマさん好きです。