私たちはやっていない、とアメリカの美少女殺人事件の両親は言い続けてきました。
ジョンベネちゃん殺人事件です。アメリカはティーン以下の子供の美少女コンテストが盛んなようで、ジョンベネちゃんは、そのスター的な美少女でした。
ようやく最新のDNA鑑定技術で疑惑が晴れたということです。
アメリカでも見込み捜査をやるのは日本と同様なんですね。
他に有力な容疑者もいないことから、事件は迷宮入りが濃厚だそうです。


俺たちはやっていない!
真犯人にやられている被害者を助けるため、そこに行ったのに犯行現場にいたため犯人扱いされてしまった。
おかげで、仲間たちは同じ犯人に襲われている10代の被害者を助けにいくことができなくなった。
こう嘆くのはタミフルです。
真犯人インフルエンザではなく「子供はタミフルに殺されてしまった。」と泣き崩れる父親の姿を報道したマスコミは何だったのでしょう。
インフルエンザで体温が39.5度以上になると、通常の2.4倍の異常行動を起こすと言います
異常行動は、タミフルではなくインフルエンザによるものという可能性が高い。
タミフルを服用した場合のインフルエンザ患者が異常行動をとる割合は、タミフルを服用しない患者の0.9倍だったという調査結果がでました。
この程度では、タミフルを服用した方が異常行動を抑えられる、とまでは言い切れませんが、少なくとも犯人であるという疑惑は晴れました。
誰に吹き込まれたか知らないですが、タミフルをずっと子供の仇と恨んできた親は納得できないかもしれません。
ずっと仇はタミフルだと教え込まれていたんですから


過去ブログを読んでいただいてる方は覚えていて下さっているかもしれませんが、私は初めからタミフルの異常行動騒ぎをナンセンスだと言ってきました。
カイワレのO-157犯人説と同じくらい根拠が薄弱なのに、変な煽り方をするもんだから医療の現場に混乱を招いたのです。


マスコミの社会部というのは、科学オンチの集まりなんでしょうか。
ちっとは科学的常識というものを持って欲しいものです。