ヒラリーさんとオバマさんの話題に隠れていましたが、もう一人の大統領候補は共和党のマケインさんです。
マケインさんは政治家になる前は軍人でした。
ベトナム戦争に従軍して、乗ってた飛行機が撃墜されて捕虜となりました。
北ベトナム側は、マケインさんにアメリカは侵略者だという文書に署名を迫ったのですがこれを拒否。
そのときの拷問の後遺症で、今も両手が肩より上にあげられません。
他の捕虜の面倒をみて、捕虜交換などで帰国出来る機会もあったのに終戦まで捕虜生活を続けて最後の帰還兵となった英雄です。
この経験から、戦争は嫌いだと述べていますが壮絶な経験の裏付けのある言葉だけに説得力があります。
マケインさんの鋼鉄の意志には恐れ入ります。
わたしなんか、すぐサインしちゃいますね。
「キサマ!それでも帝国軍人かあ!」と言われても帝国軍人じゃないもんねえ。
そんな苦労して共産主義から守ろうとしたベトナムですが、今じゃグローバルな市場経済に取り込まれています。
まさに自由競争市場のなかで発展しつつある状態です。
アメリカは、銃弾と爆弾でベトナムの共産化を止められませんでしたが、
結局共産主義経済は勝手に破綻してしまいました。
アメリカは、世界は、これから何を学ぶんでしょうか?