アメリカ大統領候補に民主党のオバマ氏が決まり、共和党のマケイン氏と戦うことになりました。
クリントンさんが候補なら女性初の大統領候補、オバマ氏なら黒人初の大統領候補と言われていました。
当然、今後黒人候補ということで白人労働者の支持が気になるところです。
オバマ氏は奴隷で連れてこられたアフリカ人の末裔ではなく、ケニアからの留学生の息子のようです。
ニュージェネレイションなのですね。
昔は、アメリカの人種問題といえば、白人と黒人の対立でした。
今は、そんな単純ではありません。
現在アメリカの人口比率でいうと、アフリカ系よりヒスパニック系の方が多くなっています。
さらに、ここんとこアジア系移民が急増しています。
まだ、アジア系人口はアフリカ系には及ばないものの、いずれ超えるでしょう。
それで、また各陣営の仲が悪いみたいなんです。
アジア系は、アフリカ系は犯罪者が多いとみているし、アフリカ系はアジア系の商店主らは自分らに敬意をはらわない、と思っています。
これから、アメリカ社会はどうなるんでしょうかねえ。
ここにモスリム(イスラム教徒)が加わると、さらに複雑になりそうです。