恐竜王国に持っていったカメラです。レンズとストラップがニコンです。
そんでもってカメラのデコには「FUJIFILM」と書いてあります。
えへへっ、ニコンのフリしてました。
でも、このカメラはユニークなカメラです。
ユニークとは、日本じゃ「変わった」とか「面白い」という意味で使われますが、本来「唯一の」という意味です。
S5proは、本来の意味でもユニークな唯我独尊のカメラです。
おそらく、日本人の女性の肌を最も美しく撮ることのできるデジタル一眼レフカメラです。
富士フィルムは、フィルムメーカーとして「色作り」にこだわりを持ってきた会社です。
そのメーカーが、デジタル時代になって送り出した製品がこれです。
フィルムシミュレーションと言って、銀塩で色々なフィルムの色を楽しむように設定を選ぶことができます。
また、センサーの画素サイズを2種類にしてダイナミックレンジを400%に拡大することができます。
いや、むしろダイナミックレンジの広さががこのカメラの美徳そのものかもしれません。
デジタルカメラは白飛びするというイメージを払拭したカメラだからです。
これまでも、富士フィルムは同様のカメラを出してきました。
しかし、それらはニコンのエントリー機をベースに開発されてきました。
ところが、S5proはニコンの中堅クラスのデジタル一眼レフD200をベースにしています。
従来の富士デジ一眼の弱点だったメカ的弱さを取り払った製品になりました。
玄人筋からの評価も非常に高いカメラです。
画像表示の動作が遅いとか、画像記録が遅いとか、連写ができないとか不自由な点は多々あります。
でも、それらの欠点をカバーしてあまりある特徴を持ったカメラです。