昔は、節分といえば豆まきと歳の数だけ豆を食うくらいしか思い至りませんでした。
ところが最近じゃあ、この時期太い海苔巻きを予約してまで食わなきゃなんないみたいじゃないですか。
コンビニに行くと、まさに脅迫観念に取り憑かれたように感じます。
10数年まえに初めて大阪に赴任したのが1月で、ちょうど恵方巻きの話題になりました。
私の部下となったばかりのKちゃんが教えてくれました。
「関西では、節分に太巻きを食べます。その年の恵方という方角が知らされて、その方向をむいてモノも言わずに一気に食べるんです。」
と、なぜか誇らしげな顔で説明してくれました。
関東人は知らないでしょ、てな感じで。
ふーん、Kちゃんもその小さい口いっぱいに太くて長い海苔巻きを頬張るんだあ・・・と想像しながら聞いてました。
(サイテーですねえ私σ(・・;。言わないからわかんないものの、今なら訴えられます(((( ;°Д°)))) )
それが、いつの間にかコンビニのコマーシャリズムにのって今や全国区です。
いや、まてよ。
考えてみれば、そもそもこの風習を関西で広めたのも大阪海苔問屋協同組合だったぢゃないか!
もともと、海苔問屋の陰謀が全国組織の陰謀に規模拡大しただけではないか!
と、にわかに腹が立ってしまうのでした。
(ちなみに写真は私のオッカサンが作った作品ですペコリ(o_ _)o))