先日、不動産証券化投資事業の関係で担当してくださる弁護士さんの事務所に関係者が集って会議をしました。
当社の責任者Aと私(社内むけ解説者)が出席して、会合の後マクドナルドでコーヒーを飲みました。
共同投資会社の人が「Aさん何かわからないことありましたか?」と聞いてくれました。
A「いやあ、基本的に何を言ってるのかサッパリわかりませんでした。」
ええええ、わかんなかったの!?と驚いたわけですが、Aにしてみれば
「お前ら、まともに日本語が話せないのか!」というところです。
こんなの聞いたことありますでしょうかねえ。
オリジネーターレンダー
サービサー
AM.PM
シニア
メザニン
ウォーターフォール
オリジネーターというのは、原資産保有者と訳します。投資するビル等の元の所有者のこと。
レンダーは、お金の貸主で銀行やリース会社。
サービサーとは、債権回収会社で銀行等の代わりに貸したお金を回収する会社。
AMは、アセットマネジャーで資産の管理処分の指図をする投資顧問会社。
PMは、プロパティマネジャーでビルの運営管理をする会社で賃貸管理や下請けにビルメンテナンス会社がいることもあります。
シニアとは、優先返済すべき資金で金利が安い部分。
メザニンとは、もともと中二階という建築用語ですが、劣後返済される金利の高い資金。
ウォーターフォールとは、もともと滝という意味ですが、ビル事業の家賃がどのように流れて投資家まで行くかという流れ。
私なんか社内じゃふざけて「午前(AM)は○×投資顧問に、午後は(PM)は□△管理会社に依頼しました。」なんて説明したりしてます。
こんなのはまだ序の口で、ほとんど英語のうえ、普段使っているのと違う意味で使われるんです。嫌な世の中になったものですねえ。