昨日と一昨日は、防火管理者の講習を受けに行きました。
2日間辛かったですう。
秋葉原と地下鉄末広町駅の間くらいにある神田消防署に併設の消防庁技術試験講習場でやってるんです。
そう秋葉原UDXビルの隣にあります。
それは東京消防庁がやってくれているんですが、基本的に無料です。
テキスト代が4600円ですが、会社で別の人が買ったテキストを持ち込めばタダ!
各机には昇降式のディスプレイが付いていて、大スクリーンの見えにくい人も楽チンのハイテク教室。
お金かかってますねえ(@ ̄Д ̄@;)
ただ、椅子が固定されているので、エコノミークラス症候群にならないよう、休憩時間には動くようにしてました。
集中管理センターの実物を使ったセットがあったり、DVD画像に放水してホテル火災を鎮火させたりの体験ができて面白いです。
巧く鎮火すると消火完了の文字がでて、もたもたしてると消火不能とかでるんだそうです。
非常に面白くでもないが、関心をえるように設計された講習です。
ひとつ興味深かったのは、講師がみな大気に含まれる酸素割合が21%であると説明していたこと。
確かに私もブログで一昨日に書いたとおり、酸素21%、窒素78%ですが、普通は酸素2割、窒素8割と言ってます。
消防の世界では酸素を断って消火する「窒息消火」というのがあります。
水を使えない電気設備やコンピュータ室の消火に使われる手法です。
具体的には、二酸化炭素、アルゴン、ハロンを使って酸素の割合を下げます。
酸素濃度が13%くらいになると消火できるということです。
だから2割とかいうアバウトな数字じゃなくて21%という数字で覚えているんですね。
しかし、消火中の室内に入ると人間もいちころです((((((ノ゚⊿゚)ノ
要するに高山病と同じで、頭痛や吐き気がして、場合によっては死に至ります。
実際、消火用のガスが漏れて倒れた人とそれを助けようとしたガードマンが死亡するという事故もおこっているそうです。
コンビニでも売ってる酸素缶を持ってたらよかったかも・・・?