現実の高級レンズは1mmあたり190本くらいとみるべきでしょう。
で、その倍の1mmで380ドットあれば完全にレンズ性能を使いきります。
APS-Cサイズで約5380万画素という恐るべき数です。ちなみにフルサイズで1億2480万画素!
ちょうど、EOS 5DやD3の10倍くらいですねえ。
しかし、それで解像できるのはレンズの中心付近を通った光で、周辺まではレンズの性能が及ばないでしょう。
ただ、明るいレンズでF値の小さいレンズなら可能かもしれませんね。
それより、そんな極小画素にすると光の信号とノイズの信号のレベルが近づいてきてしまいます。
いまでもダイナミックレンジの狭さがデジカメの弱点なのに、それを助長するようなことになります。
逆にいえば、EOS 5DやD3はかなり余裕があるはずです。
D3の2段増感してISO 25600!とはどんな世界なのか大変興味深いですねえ。
最近、ライブハウスで恐る恐るIS0 1600を使ってますが、それと桁が違うんですから。
じつは本日も、そのライブハウスでして(^^ゞ
今はF1.4の50mmと85mmで撮っていますが、D3なら70~200㎜F2.8VRでも充分撮れるでしょう。
しかし、私なんかよりもっと厳しい機材で撮っている方もいらっしゃるんですよねえ。
最後にパソコンの能力と画素数についてですが、最近のソフトウェアは重くて困ります。
1200万画素クラスを処理するのも大変なんで、これ以上は・・・?と思ったら、
プロの方ですが中判から大判のフィルムスキャナーで1億4000万画素から5億画素を取り込んでおられます。
それを普通のパソコンで扱っていらっしゃるそうです。
ソフトウエア次第では、普通のパソコンでも巨大なファイルが扱えるものだと驚きました。
もちろん、ソフトウェアの負担があまりないものをお使いだとは思います。