医療経済研究機構の推計によれば、1999年のたばこ税収が2兆2797億円、喫煙によるコストが7兆1540億円(超過医療費1兆3000億円、疾患による労働力損失5兆8000億円、火災による労働力損失94億円)と、年間5兆円もの損失となっています。
1996年のポーランドの統計ですが、大学教育を受けた男性が中年期に死亡する確率は26%でした。それが、初等教育しか受けていない男性になると52%と2倍にもなったのです。
各集団での喫煙による死亡の割合を分析したところ、研究者は、中年期で死亡する多くの初等教育集団における超過リスクの約3分の2がたばこによると推定しています。
具体的には、大卒死亡者26%のうち喫煙が原因とみられる割合は5%、一方初等教育組52%のうち19%が喫煙が原因とみられています。
この傾向はポーランド以外の国でも認められるといいます。
たとえば、喫煙を止めさせる意味で手っ取り早く増税して1箱800~900円にすれば上記の経済的収支は釣り合う勘定となるが、おそらく麻薬並みに密輸たばこなどが出回るようになるでしょう。
「裏たばこ安いよ~♪」と不良外国人が誘うわけですよ。
夜の新宿や渋谷でアルカイダ系密売人と北朝鮮系密売人が勢力争いになるなんて想像するだに恐ろしいΣ(゚д゚;)
そんな意味からも、たばこの有害性を国民的にアピールし若い世代に徹底した教育をするべきだと思います。
まあ、ようするに教育のない人しかたばこを吸わない世の中になればよいわけで、喫煙率20%というのはそのような教育のない人20%に符合する国になるのが、あるべき姿だろうと思います。
どんな教育レベルの高い国でもそのくらいはレベルの低い人たちがいるのは止むを得ないことだから。