ちょっと説明させてもらいます。
昨日のカール・セーガン博士のSETIプロジェクトの「Search for Extraterrestrial Intelligence」ですが、
あの映画「ET」を探す計画なんですよ。
日本語では、「地球外の知的生命体探査計画」となります。
そうなんです。「ET」は地球外生命ですが、「知的」までは含んでいません。
SETIプロジェクトは、宇宙に向かって電波を送信して、知的生命体の返信を待つプロジェクトです。
地球外知的生命体とのコンタクトを探るプロジェクト=すなわち本人がコンタクトできるとは思ってません。
しかし、カール・セーガン博士が目指しているものは、「地球外知的生命体とのコンタクト」一点だけです。
そこで、SF小説&映画「コンタクト」の制作になります。
この人は、学者であって普通の職業的小説家ではありません。
まさか、ハリウッド資本が商業的成功までも狙って映画化するとは思いませんでした。
さすがに興行的には成功しなかったようですが、原作から読んでいた博士のファンとしては映画化だけで充分満足です。
映画はよく覚えていませんが、原作は前半部分に印象が深かったです。
おそらく人類のテレビ放送の元祖となった「アドルフ・ヒトラー」の演説を地球外知的生命体がキャッチしました。
それから60年後、アンプリファイアーでもなくフレケンシーでもない偏光変調でデータを編集し送り返してきました。
だが、彼らが送り返してきた電波には、もう一つの情報がありました。
それは時空を超える移動装置の設計図です!!!!
逆の意味で我々が知的生命体か?と問われる仕掛けです。
原作を著したセーガン博士もお亡くなりになりました。
博士に継ぐ才能を求めて止みません。
では、よろしく~♪