たぶん昨日の不動尊めぐりで、目赤不動尊あたりから「?」と思ったでしょう。
「五色不動尊」というのは、三代将軍家光の時代に完成したといわれます。
青・白・赤・黒・黄の五色が、その順に、東・西・南・北・中央を表しています。
密教で重んじられた五色を不動明王に当てなぞらえたということです。
そして、江戸を守るための結界を形成していたともいいます。
というのが、江戸ではなく明治期に語られるようになった、一種の「都市伝説」のようです。
それぞれの寺が建立されたのは確かに古いのですが、まとめて称されるのは新しいようです。
もっとも古いのは目黒不動尊です。さすがに、五色のなかでも群を抜いて格式が高い。
これに対するように呼ばれたのが目白不動尊。
それに、三重県の赤目山からきた僧侶の持参した本尊をいただく目赤不動尊。
もともとは、赤目不動尊でした。
それに、青山の閻魔様だった教学院が目青不動尊となり世田谷太子堂に移転しています。
そんで、最後によくわかんないのが 目黄不動尊です・・・・
どうも大火(大火事)で有名な明暦の「明暦不動尊」が訛って「メキフドウソン」
それが目黄?になったとか・・・無理やりですねえ!
さて、目黄不動尊参詣のあとで買った土産です。