今日は、パキスタンでイスラム過激派の立てこもりに軍が突入したそうです。

本日の情報では50人くらい殺されました。

タリバンの残党などがモスクと神学校に女性や子供を人質に立てこもっています。

私らには野蛮で残虐で、なにより卑怯な奴らとしか思えません。

こういう無知蒙昧な連中に、自分に都合よいことを吹き込んでコントロールするのが宗教指導者です。

貧しい地域、貧富の格差が激しい地域ではやむを得ないのかとも思います。


ところが、世界の富が集まる国アメリカでも「メガ・チャーチ」が問題になっています。

日本語にすれば「巨大教会」です。

人工妊娠中絶に反対し、アメリカ社会が豊かになれば(今でも充分だと思うが)中絶も無くなる国になる!

という考えはよいのですが・・・・

中絶をする医師を殺害するなどの過激な行動に出る連中もいます。


Hi-CAPA4.3

また、すべての生き物は神が作り賜うたという教義から、進化論を学校で教えないように運動しています。

そんな教会の力がアメリカ社会では、選挙の巨大集票マシーンになっているのです。

イスラムの銃弾のように目に見えませんが、こっちの方が実は恐ろしいかもしれません。


思えば、どっちも宗教の名のもとに双方殺し合いをする伝統の集団です。

イラクでシーア派とスンニ派が殺し合いをしていますが、キリスト教だってユダヤ教の分派です。

全部身内の殺し合いです。

まったく宗教というのはナンセンスで、しかも危険なナンセンスと看破したドーキンス博士にノーベル平和賞をやって欲しい!

でも、先生は「いずれ宗教とは戦わなくてはならない。」と好戦的な発言してるからなあ・・・


そういう状況でこそ、仏教は人類全体にその思想・哲学を広めるべきだと思います。