本日お会いした方から「お大尽遊びは庶民とは無縁だったのですよね。」
そのとおりでございます。
「お大尽」とは、身代(今の言葉では、資産総額とか財産評価額みたいな)基準がありました。
でも、だんだん普通名詞化して大金持ち一般の表現になりました。
特に、吉原に関連した用語として残ったようです。
さて、お大尽遊びはカナーリ・・・ストイックな面もあります。
前に述べたとおり、「初会」では何もさせてくれません。
「裏を返し」ても何もさせてくれません。
とはいえ、お茶屋さんにお金を落とさなければなりませんのです。
一回あたり現代の貨幣価値にしてアバウト100万円!!!!
すでに200万円ジャキーン!!!!!!
さて、3回目「馴染」になってまた100万円!!!!!
最初にエッチするまで、300万円かかったんですねえ。
その後ですが、ある意味夫婦になるわけで(吉原内で)、他の大夫にいくことは浮気なんだと!
え”っ!また300万円払ってから浮気するんかい!?って感じです。
&幇間(ほうかん)というのは、お座敷芸をする男芸人です。
「太鼓持ち」あるいは「男芸者」という方が分かりやすいかも知れません。
大夫といい、幇間といい、これが民俗学的に貴重な文化なんですよねえ。
まだ花魁やります<(_ _)>