久々のブログ更新!

今回は技術的な内容です。



ラジオ番組をONAIR前にマスタリングするのに音質をチェックするのに使うモニタースピーカー


私が長年使用しているのは


YAMAHA製

NS-10M(通称:テンモニ)


少し前の録音スタジオでは良く目にした製品で現役バリバリな所も多いです。

そんなことから、部品供給もまだ何とか続いております。


現在2セット保有しており


ノーマルのテンモニ

耐入力が改良されたStudio




ノーマルテンモニは1977年~製造され、私が所有しているのは1988年製!!


製造から既に26年経過!


本来、痛みの激しいStudioの方(経年15年)の交換を考えましたが・・・


1:ウーファーそのものの価格が倍近い

2:ウーファー交換が初めてなので実験にしたい

3:Studioはウーファー取り付けネジの取り付け

  ネジの締めトルクがあると見た事がある。


そんな理由から、オリジナルテンモニの交換としました。


交換するウーファーの部品名は”JA180100”


オリジナルテンモニ用とPRO用でStudioは似ていますが、また別の製品となります。



何か箱を開けるのがワクワク!


こんな風に背を向けて入っています。


簡単にドライバーで緩められますが、大切なのはどの位で締め付けられているか?です。

戻す際に締め過ぎ注意のためです。

本来写真の様なドライバーは力が入り過ぎるのでお勧めいたしません。



そして中身はこんな風になっています。

中のフワフワの中にネットワークが入っているのです。

本当なら電解コンデンサー(本来の寿命は7年程度)なども交換したかったのですが、今回はウーファー交換に集中!


(それにしても線が細すぎる・・・まぁ長さが短ので張り替えまでは考えません)



赤と黒のリード線を切り離して並べてみました。

左が交換前のユニットで右が交換する新品!

見た目思ったより黄ばんではおりませんが、

交換前のユニットのエッジは既にカサカサです。

人肌と同じです。

カサカサの肌よりシットリの方が良いと同じです。

この新品の感じを手触りして覚えておかないと。


ちなみに、このテンモニは生年不明だったのですが、

ケーブルを見て1988年製と判明しました。



半田でケーブルとユニットを接続

今までお疲れ様でした!新ウーファー宜しくね!

って感じです。

車のタイヤのネジと同じく、対角線上に一定の力で

締めます!

ウーファーユニットのネジを最後に締めて完成!