こんにちは!!
平野区の銭湯、入船温泉の店長の大坪です。
「圧倒的」地域ナンバーワンの銭湯を目指しております。
さて、本日はででーーーん!!!!
誰かが「あなた」を見ている でございます。
なんのこっちゃですね(笑)
でも僕はすごく重要なことだと思っています。
生きているとたくさんの集団に関わります(まだ33年しか生きてないのに偉そうにいうな!は勘弁してくださいねw)
小学校、中学校、高校やクラブ、習い事、アルバイト、仕事、友達etc・・・
例えば僕の人生で印象的だったことを一つ。
僕の地元には祭りがあります。
日本でも有名な伝統ある神社でのお祭りです。
年に一度の大きな祭りなんですが、祭りには祭りを盛り上げる集団があるんですね。
それが青年団といわれる集団です。
それはそれは大きい太鼓台を担いで盛り上げます。
こんな感じです。
いろんな町から太鼓台が出ます。
町とは、神社周辺の町です。
この祭りに10数台太鼓台が出るんですね!
すごく大きな祭りです。
その祭りを盛り上げる青年団という集団はただ祭りの日だけに集まるのではなく、
月に一回、寄り合いがあったり、町の廃品回収とかそういう仕事もやります。
僕もその集団の1人でした。
僕は祭りも好きだったんですが、なにより太鼓をたたくことが好きでした。
だからその青年団に入ったんですが、その当時はとにかく年上の人と付き合うのがへたくそでした。
周りの友達はすごく先輩と仲が良いのに僕はうまく溶け込めませんでした。
なので、特に自分のことを気に入ってくれている先輩もいませんでした。
僕に原因があったんだと思います。
単純にかわいくないのか、憎たらしいのか、絡みにくいのか、上下関係の常識をわきまえていなかったのか。
寄り合いに参加するのも苦痛でした。
あまりそういう素ぶりを見せないようにはしていましたが。
そんなあまり溶け込めない青年団に入って、お祭りに参加していました。
「太鼓をたたくのが好き」だったので。
で、その祭りの日が近づいてきたら、太鼓台を担ぐ練習、太鼓をたたく練習が始まります。
太鼓台を収納している倉庫周辺でみんな集まって祭りのために準備をするんですね。
その練習の時に、太鼓をたたくよう言われて、叩きました。
その時の感情はもう忘れましたが、とにかく一心不乱で全力で叩いていた自分を今でも思い出します。
本番でもないのに(笑)
その時、当時そんなにしゃべったこともない副団長を務めていた方が、
僕の必死に叩いている姿、必死な顔をみてくれていたらしく、
「お前めちゃくちゃええやんけ!感動した!」と言ってくれました。
単なる練習だし、別に誰もなにも言ってくれるような場面でもなかったんですが、
その日の後も「こいつあの日ホンマ良かってん!!胸打たれたわ!」って他の団員の方にも言ってくれてました。
その日からすごくかわいがってくれるようになり、その人が団長になった祭りはすごく自分の中で良い祭りでした。
この経験は僕の中でもすごくいい経験でした。
「あ~~~。頑張っていればきっと誰かがみてくれてるんやな~」と心底思いました。
誰かに見られているというプレッシャーは感じる必要はないと思います。
だからそこは別に気にせず、今目の前のことに必死に頑張っていれば、
きっと誰かがみてくれています。
これは今でも感じることです。
その後の僕の人生も別に誰かに見られているとそんなに気にはしていませんが、
誰かがみてくれています。
だから今目の前にある自分がやるべきこと、自分が任されたこと、自分がやりたいことにちゃんと向き合っていれば、
新しいチャンスが舞い込んできたり、誰かがその姿を見て誰かのやる気のスイッチを入れるかもしれません。
誰かが「あなた」を見ている。
あながち間違いじゃないと思います(^^)