◆ネットワークオーディオは“電源”で変わる!注目の強化電源4アイテムを一斉試聴
付属ACアダプターからグレードアップしよう!
RMEのUSB-DAC&プリの電源のグレードアップにトライ!
https://www.phileweb.com/review/article/202401/03/5315.html

◆AUDIO DESIGN 「DCA-12VHC」¥60,500
YOASOBIは出だしの「バン!」という打音の迫力が付属電源とは別物。ここが腰砕けになるとこの曲の魅力は半減してしまうだろう。ジャネット・ジャクソンでも全体的な傾向は変わらず、サウンドの厚みが一様に増す。ただし、ボトムエンド(超低域)の伸びはもうひとつ

◆ EDISCREATION 「LPS JPSM」¥165,000
YOASOBIはド頭から地響きのような一撃に圧倒されるが、その後のリスナーの後方まで回り込む位相差を使ったオケのギミックにも正確無比に追従。ikuraのボーカルの鮮度感も抜群だ。ジャネット・ジャクソンは重低音の伸びと制動力が見事で、ここに来て初めて最低域で蠢くグルーヴの全貌が明らかになり、その深淵に引き込まれそうになった。

◆ OLIOSPEC 「canarino DC power supply 12V」¥176,000
EDISCREATIONがモニターライクな傾向、こちらは明らかな美音系。YOASOBIの冒頭のアタックはもう少し迫力が欲しいが、いわゆる海苔波形特有の歪みっぽさはかなり軽減されて、耳当たりが良くなる。ジャネット・ジャクソンはサビの重層的なコーラスが美しく、低域も自然体で適度な奥行き感がある。こうした傾向は、ややもすれば平面的で刺激的になりがちな、アニソンやキャラソンとの相性も良さそうだ。

◆ FERRUM AUDIO 「HYPSOS」¥218,900
桑田佳祐は声の艶めかしさが段違いで、歌に込められた情感や憂いがビシビシと伝わってくるのが凄い。空間表現は幻想的でありながらリアリティも圧巻で、この一見矛盾しそうな要素をこともなげに両立してしまうところに、本機の非凡さを感じる。YOASOBIは音数が大幅アップ。音場は空間オーディオのようにぐるりと天井まで包み込む。ジャネット・ジャクソンはCD音源とは思えない溢れんばかりの情報量と、揺るぎない重低音の馬力と量感で格の違いを見せつけた。

【コメント】

価格が上がれば評価もあがるのが一般的ですが、OLIOSPEC電源 は評価低めでした。スイッチング電源は寝起きが悪い話もあるそうですが、DST00は開発者の原田様は毎日電源OFF推奨です。商品寿命の関係でしょう、私も毎日電源OFFです。

なお、電源の接続相手によって「瞬時供給電流能力、つまり瞬発力」が必要で、そこはスイッチング電源は有利で DST00のオレンジパイ用5Vは「ローノイズのスイッチング電源が良い」との話。(DST00の6電源カスタムのメーカーブログ情報)DST00の3.3VはクロックとI2S用にて瞬発力は不要、ローノイズリニア電源が良いとの事。


電源そのものがローノイズでもACコンセントから入るノイズがそのまま通過します。こちらの対策の方が効果ある様に思います。(予想)

 

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