◆オーディオ評論家が試聴に使った2024年の曲はこれだ!(土方先生以外も多数)
https://www.phileweb.com/review/column/202412/31/2511.html

オーディオ評論家が選ぶ2024年のリファレンス曲プレイリスト↓(Apple Music)

 

◆以下、土方先生の選んだ3曲(全部ドルビーアトモス音源)


(1)セリーヌ・ディオン/マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン

 


 

 

> セリーヌ・ディオン「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」。タイタニックのテーマソングがマルチトラックのマスターから新たに専用音源として作り出された。リアルなボーカルがファントムでセンター定位し、フロントからリアにかけてボーカルのリヴァーブが流れながら、視聴者を取り囲むように360度プラス天井からコーラスが響く。圧巻のMIXだ。

(2)LE SSERAFIM/CRAZY

 

 


 


> 視聴者を囲むように360度の水平方向を積極的に使い、フロント、リア、天井まで音を回す、いわゆるインタラクティブ派のタイトルである。そして、実のところK-Popは後者(インタラクティブ派)のものが多い。

LE SSERAFIMの「CRAZY」はオススメだ。複数のエレクトリックシンセサイザーを積極的に空間に配置し、透明感の強いコーラスが時計回りに移動し視聴者を包む。音楽的にも洗練されており、紅白歌合戦にも3年連続で出場しているなど実力もお墨付きだ。

(3) WONK/Here I Am

 


 

 

>イントロから艶かしい女性のコーラスが背後上面から出現。そこに気にとられていると、まるでヘッドホンを聴いているかの如く頭内定位に「ん、うん!」としゃがれた咳払いが出現し、「女子に気を取られているんじゃない!」と嗜められる。この臨場感はイマーシブオーディオじゃないと絶対に体験できない。

 

【コメント】

 

 

 

土方久明先生が選ぶリファレンス3曲は全部ドルビーアトモス音源です。映画館と同じく5.1Ch以上のサラウンドスピーカーからも音が鳴ります。

 


 

LE SSERAFIM/CRAZY(2024年NHK紅白に登場の曲)は、再生からいきなり「音が自分の周りをグルグル回る」ので、これぞドルビーアトモス!という感じで楽しい音源です。ドルビーアトモスの確認にも丁度良いです。

映画館のサラウンド効果音と同じく2Chでは再現できません。

 

CRAZYとは「夢中」という意味で、日本語作詞の「オタク」は宮脇咲良の発案との事。

 

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