◆ネットワーク再生 対 CD再生 吉田苑ブログ【庶民プレーヤ比較】◆ ブログしました。

◆2025/12/19 ネットワーク再生 対 CD再生 ↓ 吉田苑ブログURL
>定期的にいただくお問い合わせに「CDとネットワーク再生はどちらが音が良いのですか?」があります。
この答えは「ご予算に応じて答えが変わります。」
CDは低予算で良い音を出す事に関して右に出る物がありません。DENON DCD-900NE 販売価格 62,370円(税込) に勝てる同価格帯ネットワークプレーヤーは存在しません。ですが、Roon システム として58万円を投資すると、100万円以内でこのシステムに勝てるCDプレーヤーはありません。
このように低予算では CD が、 ある「一定の予算」を超えるとネットワークプレーヤーが高音質となります。
一昔前は、この「一定の予算が」かなり高いところにあり、CDを超えることはなかなか難しかったのですが、ネットワークシステムの低価格帯での高音質化が大きく進んだことにより、このハードルがかなり下がりました。
◆今回はこのハードルがどこまで下がったかを検証しました。

◆CDプレーヤー代表として Nmode X-CD5 定価 242,000円(税込)を選択、
現在、新品で購入可能なCDプレーヤー中、最高音質に近いモデル。比較的低価格、コンパクト、音質は超一流です。CDプレーヤー代表として申し分ない性能を持っています。
◆ネットワークシステムとして
Bluesound NODE N132 110,000円(税込) ネットワークプレーヤー
TOP WING DATA ISO BOX+OPT AP 77,000円(税込) 光アイソレーション対応ネットワーク機器
Silent Power LAN iPurifier 51,894円(税込) LANノイズ低減アクセサリー
合計 238,894円(税込)ほぼ同価格帯での対決、良い勝負です。どこに重きを置くかで評価が分かれると思います。
◆CD再生
重心が低く、厚みのある再生です。音像は、スピーカーとほぼ同じ高さに浮かび、スピーカーの間にステージがきれいに並びます。奥行き方向の表現はやや弱く、スピーカーから奥方向表現はあまり出ません。その分、スピーカーより前に押し出してくるエネルギーあふれる表現が特徴です。太く、厚い音像が魅力です。
◆ネットワークシステム再生
軽やかで、広い空間模写、高いS/N比が特徴です。音像は、適正サイズで肥大化しません。スピーカーより高い位置に音像が現れ、スピーカーの外側までステージが広がります。奥行き方向もしっかり再現され、スピーカーの奥にステージが展開します。静かで、広く、正確な空間模写が魅力です。
全体としてのクオリティ、情報量や、解像度はほぼ同等と感じました。好みを考慮せずに、純粋なクオリティのみで判断した場合、この24万円というラインが一つの目安。
このネットワークシステムへ、お手持ちのPCを接続して Roon 再生を行うと、完全に ネットワークシステムが高音質となります。
◆私自身、CDが自宅に1000枚以上ありますので、CDプレーヤーは現役です。ですが、高音質再生を目指す場合、ご予算が 24万円を超えた時点でネットワークシステムは候補に入れずにはいられない時代に入ったと思います。
CDを否定するつもりはありませんが、CDが発明されてから既に45年が経過しようとしています。技術革新の著しいデジタルの世界で 45年も現役を続けてきた CDというメディアには心から敬意を表しますがそろそろ、新しいステージに進む時が来たのかもしれません。
【私のコメント】
◆吉田苑ブログは「プレーヤ価格が約25万円」と庶民価格が前提です。高級SACDプレーヤの話はしていません。比較音源情報の記載がありませんが、常識で考えてCD品質の「16Bit音源」のはずですね。
吉田苑でSACDプレーヤ&SCADソフトを選ばなかった理由は私では不明ですが、吉田苑ブログは「良く聞かれる質問の回答」なので(予想)「SACDは話題に出ない」のでしょう。
◆吉田苑のネットワークシステムには「リニア電源」の見積もり入って無いです。予算追加してリニア電源追加で、ネットワーク再生の音がグッと良くなります。
私的に「お勧めのリニア電源」は以下↓ブログに記載。
◆「音質より音楽優先、新たな音源の発見」ではCDよりネットワーク再生がはるかに上です。
個人的には「音質より音楽優先」で、最近は「私が知らなかった好みズバリ曲をSpotifyが(ロスレス音源)を自動選曲自動再生」がお気に入りで、「クラウドのMy音源ライブラリーへの登録作業」もSpotifyだと超簡単でハマってます。
CM付はずっと無料、最初スマホ再生トライは超お勧めです。
Spotifyロスレス音源をオーディオ機器で再生出来る機器も多いです。DENON/マランツ、NODE、WillM、SoundGenicPlus など。今その機器をお持ちなら月1000円のSpotifyプレミアムでロスレス音源再生出来ます。
契約解除も簡単で、音源ライブラリーはそのまま使えます。Spotifyは「契約解除後、また復帰ユーザの多さ」「無料プランのCM広告費用」でビジネスになってるそうです。
◆吉田苑ブログのネットワーク高音質化のポイントは「二重ルーター」「光アイソレーション」です。
アコリバ社長自宅にTOPWING菅沼社長が訪問され、TOPWING製品の「二重ルーター」「光アイソレーション」導入されています。以下↓そのブログ。これやればネットワーク再生高音質化はOK
◆私はROONはやっていません。
(理由) ソフトとサーバーの費用面、Spotify非対応Amazon非対応、比較的多そうなトラブル対応

私はSoundGenicPlus でSpotifyロスレス音源のDiretta再生です。
ROON(RAAT)対応プレーヤー発売ずみのSFZ社長がFacebook で10月23日に以下投稿です。「ROON RAATよりDirettaが音は圧倒的に上」
https://www.facebook.com/sforzato.corp
> まず、roon指定のRAATとdirettaの違い、これはあきらかにdirettaの方が圧倒的に高音質。そもそもRoon自体が最高音質を求めて作られたものではないと自ら言っているように、高機能ではありますが、必ずしも最高音質をもたらすものではありません。Roonをお使いならdirettaでつなぐことをおすすめします。「Roonの便利機能はそのままにより高音質で」が実現できます。

TOPWINGで低価格Direttaターゲットがもし発売されれば、吉田苑でもDiretta推奨されるでしょう。
ユニオンBMもSoundGenicPlus は販売が無く推奨出来ません。TOPWINGでストレージ省略の低価格のDiretta送信サーバーがもし発売されれば、ユニオンBMも吉田苑もROONだけで無く、ストリーミングDirettaサーバーも推奨になるでしょう。
現状 ROON/Direttaの販売が全部そろうのはオリオスペックのみです。
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