虫嫌いの方やはり多かったですね。
蚊や蜂に刺されたからとか、明確な理由がないのに大体が嫌いになるって不思議だなぁ。

国によっても違うんだろうな。食べるところ多いですもんね。

テラフォーマーズ知識だけど、虫が人間サイズになったら、とんでもないエネルギーを発するんですよね。
そういうのも本能的に人は分かってて、だから自然と避けるようになるのだろうと思ってる。

Gに至っては、聞いた話で本当かわからないけど、首と胴体が離れても一週間くらい生き続けるらしい。しかも死因が餓死って、、、
とんでもない生物だ。
髪の毛でもなんでも食べてエネルギーにしちゃうし、繁殖力と生命力が凄すぎる。
人類よりこの星の大先輩で、生物の中でおそらく一番永く繁栄してますよね。
畏敬の念のような感情が、恐怖の種になっているのかもしれないな。

大きいSが家にいた時の、絶望感ったらない。
実家では数年に一度は出たな。

発見した瞬間、心拍数爆上がりで「ぁああっ!!」ってなるけど、3秒後には落胆の「あぁ、、、」になる感じは今でも鮮明に覚えてる。
最近味わってないな。まあ味わいたくもないのだが。

幼少期に家のトイレから出た時、右肩をポンってされて、また霊的な何かかと思って振り返ったら、手のひらサイズのSだったことがある。
ある意味、霊的現象より恐ろしい。
みなさんのご想像通り、狂った犬の如く暴れまわった。生きていて、本気の奇声を上げた数少ない出来事。

ひとしきり暴れまわって、理性が返ってきた時、Sが消えていた。
リビングの母に涙ながらに「でた、、でた、、、」と訴え、一緒に現場検証してもらったがどこにもいない。
いやな予感がして、恐る恐る右足の裏を覗くと、、、小さくなったSがペチャンコになっていた。

また奇声をあげて暴れまわるかと自分でも刹那予想したけど、そうはならなかった。
気色悪いとももちろん思ったが、その時感じたのは虚しさだった。
あそこまで自分に恐怖をあたえ、錯乱さえもたらした相手がこんなにもあっけなく、こんなにも小さくなってこの世から去ったという事実が非常に虚しくて。
弱い子供である自分が、いとも簡単に命を奪ってしまったことに衝撃を受けたのだ。

それからはむやみやたらに虫退治することが少なくなりました。

もう10年以上、自宅でGもSも見てませんが、他の虫たちはたまに出る。
その時の対処法は、まずガラスのコップを被せて(中の状況がわからないと怖いから)、下敷きを滑り込ませる。そのまま外に出て、壁や地面に下敷き面をくっつけてからゆっくり抜き取る。
虫が地面に降り立ったらコップを取って撤収。
なるべくなら殺生はしたくないと心がけている。

不法侵入は甚だ腹立たしくは思うけど、命を奪うほどではなかろうと最近は思っている。

昨日は終始、嫌いだとしか言ってなくて「尊重」の部分がなかった自分に反省したので二日連続でこのテーマとなりました。

今日もありがとうございました。