京都市勧業館みやこめっせで行われた、
京都アニメーション
《お別れ そして志を繋ぐ式》に出席してきました。
写真は8月に献花に行った際撮ったものですが、
昨日もこの日以上に雲ひとつない澄み切った青空が広がっていました。
献花に行った時の空も、昨日の空も、
絶対に忘れません。
前を向いてと言われているようでした。
昨日はたくさんの関係者が集まり、
ご挨拶やメッセージの紹介、そして献花があり、
式場の隣には世界中のファンの方からのメッセージや千羽鶴が飾られた部屋がありました。
写真は8月に行った時のスタジオ近くにあった献花台ですが、
ここに飾られていたものや世界中の方からのメッセージやイラストがたくさん…。
献花に行った時にも思ったのですが、
事件の後すぐに駆けつけることができなかったけれど、
ファンの皆様の描いてくださった自分のキャラクターのイラストやメッセージがその場に届けられているのを見て、
先に気持ちを届けてくれた……と思ったんです。
言葉に上手く表せない代わりに、
皆様が心を込めて描いてくださったイラストやメッセージが気持ちを代弁してくれている気がして、
私自身とても救われました。
キャラクターも作品も誰のものでもない、"みんな"のものだから、
この先もずっと"みんな"でこの想いを大切にしていきたいです。
私はこの先もハルヒやこなたを演じ歌い続けていくし、
皆様もどうか、このひとつになった気持ちを語り継いでいっていただければと思います。
今日、明日はファンの方にむけた2日間。
きっとたくさんの方が駆けつけてくださっていることでしょう。
お時間がある方は、是非想いを届けに行ってみてください。
事件からこの数ヶ月、霧の中をがむしゃらに進む感覚でしたが、
今回の《志を繋ぐ式》のお陰で前を向かなければという気持ちになれました。
まだまだ大変な状況で傷も癒えぬなか、
このような式をしてくださった京都アニメーション様、関係各所の皆様に感謝致します。
音響監督の鶴岡さんが代表のご挨拶で、
「人の想いまで断ち切ることはできない」、
「作品を通して誓う」……と仰っていました。
式が終わってから自然と声優仲間で集まっていて、
みんなで顔を合わせて、
頑張ろう‼︎……と誓い合いました。
この場に来れなかった方も全ての人が同じ想いだと思います。
これからも自分にできることをしていきます。
今もまだ苦しみの中で戦っている被害者の皆様、
そしてご遺族の皆様の心が少しでも早く癒えることを祈りつつ、
改めて、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
もう会うことは叶わないけれど、
作品に、私たちの心に、大好きなスタッフさんたちが生き続けていると信じて。
ありがとうございました。
本当にお世話になりました。
そしてこれからの京アニさん。
不用意に言えないけれど、
でもたくさんの想いが詰まっていると思って、敢えてこの言葉を使わせていただきます。
頑張ってください‼︎