グリニッジ子午線といったら世界の基準。
東と西を分断する0.00と定められている場所。
世界遺産であるこの場所には有名なグリニッジ子午線が通るグリニッジ天文台があり、
協定世界時ができるまでは、世界の平均時の基準とされていました。
河港都市グリニッジとして世界遺産に登録された街。
エリザベス1世は1533年9月7日、このグリニッジで生まれました。
父ヘンリー8世と、姉メアリーも同じく出生の地。
グリニッジ・パークをどんどん進み、
丘の頂上に建つ旧天文台からはロンドンの街並みを一望することができます。
自分の足元から世界が広がっていくような、そんな感覚。
まさに相応しい場所にある。
そんな印象を受けました。
1833年に設置された報時球は今も動き続けており、
展望台も全く古さを感じさせません。
ここがかつてグリニッジ子午線の基準となっていた、
グリニッジ天文台旧本館北面の窓。
みんな子午線を跨いで写真を撮ります(笑)。
私は外からではなく、博物館となっている旧本館の中から写真を撮ってみました。
係のおじさんが、
「君は今あちらの世界からこちらの世界に来たんだよ。ようこそ!」
と言ってくれなかったら気付かなかった(笑)。
教えてくれてありがとう!おじさん(o^^o)
博物館のなかには当時天体観測で使用されていた観測機や、
世界で初めて作られた時計が展示されていました。
そしてやはりここでも、
”レディ・ベス”を感じることができました。
アスカム先生の天球儀がいっぱい!
この後に気付いたのですが、
訪れた場所やお城に必ずと言っていい程この天球儀があるのです。
天文学が飛躍的に進歩した時代。
そして大航海時代。
全てが密接に関わっており、
エリザベスはその時代を統べました。
最後にプラネタリウムを見たのですが、
海外でプラネタリウムを見たのは初めてでびっくりしました。
内容が日本と全く違う‼︎
てっきり夏の空に見える星々なんかを紹介されるのかと思ったら、
まさかの太陽フレアについて‼︎(笑)。
太陽フレアのもたらす地球への影響についてのかなり本格的な上映でした!
星ほとんど出てこなかった……。
ずっと頭上で太陽が燃えてました(笑)。
お土産コーナーにNASAグッズがいっぱいあって、
去年の夏に行ったテキサスのジョンソン宇宙センターを思い出しました。
もう一年経っちゃったんだなぁ〜。
最後に、丘の上から撮ってみたんだけど天気があまり良くなくて、
私の顔色もあまり良くなく見える写真を(笑)。