二幕に突入します!

コンスタンツェは二幕から出番がぐっと増えますが、その一曲目がこちら。


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♪愛していれば分かり合える は、ある意味究極のラブソングです。
これから二人の愛が始まるポジティブな要素しかないですし、
歌うというか相手に想いを伝えるパワーが物凄い。
直前までニッセンを演じていたのを忘れてしまいます。

「僕こそミュージック」と言っていた天才に「君こそミュージック」と言わせるのは、
一体彼女のどんな魅力からそうさせているのか。

コンスタンツェだけがヴォルフガングのことを理解してあげられる。
そしてヴォルフガングに守りたいと思わせるものを、
初対面の頃とは違う、女性として成長したコンスタンツェを出さなくてはいけませんでした。

魂のぶつかり合いなので、小細工なしで全力でいくことがこの曲が良くなるポイントだと、
歌稽古の時に教えていただきました。

とにかくパワー。

リーヴァイさんはコンスタンツェを演じるにあたって、全世界のコンスタンツェに必ず【肉を食べるように】と言うそうです。

肉食……(笑)。



そういえば、東京公演の時に私、このシーンで転んでしまったことがありました!

「紙に書いた誓いなんていらない!」と誓約書を破り捨てピアノが置いてあるパレットの上にその紙を捨てなくてはならない決まりだったのですが、
紙がパレットから落ちてしまって…。

ヴォルフガングに駆け寄る時に拾おうと思ったらスカートに躓いてしまい、ダイブ‼︎

がしかし……なんと井上ヴォルフガングが見事キャッチしてくださり、
私は帝国劇場0番ですっ転ぶという大失態を回避することができました!
さすが井上さん(T ^ T)
ありがとうございました‼︎
恩人です‼︎



ちなみに歌稽古の時、実はコンスタンツェは父と母がヴォルフガング宅に乗り込んでくることを分かっていたんじゃないかという話になりました。
ヴォルフガングの元に行くというのも予想された上で、それでもヴォルフガングに会いに……。

一途なのか、策士なのか……。

ご想像にお任せしますが、次の曲でいよいよ本性を曝け出します……。