雨の降りしきる休日の午後。
今日はオンラインお見合いの
予定が連続してある。
今回のお相手は、
35歳数学教師さん
プロフィールは↓
プロフィールを見返す。
自己PR文は控えめで内容が少ない。
写真も若干顔がこわばっていて、
表情が固い。
人見知りやシャイな感じが伝わる、
仲人さんからの紹介文が載っている。
(今回は色々、
こちらがリードした方が良いかな)
などと、作戦を立てて
お見合い用のルームに入室した。
しばらくすると、画面が切り替わり、
やや年配の仲人の方が映し出される。
音声や映像のチェック、
制限時間や流れなどをしっかり説明。
このへんの対応は
相談所ごとにまだマチマチのようだ。
「それでは、本日はよろしくお願いします」
そう言い、画面は暗転。
お相手の数学教師さんが
映し出される。
あれ?
なんか違うくない?
こう、髪型が。
ジャズシンガー?
ファンキーな感じ?
「HiMです、音声大丈夫ですかー?」
なんていうかわからんけど、
プードルみたいな。
「はい、聞こえまーす。こっちは大丈夫ですか?」
「オッケーでーす」
少し困惑してますが、オッケーです。
事前のプロフィールからは、
落ち着いていて、地味な感じかと
思っていたせいもある。
まあ別に悪い印象があるわけではないので、
気にせず進めていこう。
--つづく