多数の転職エージェントと付き合いがあり、
管理職として採用も担当していたり、
自身もヘッドハントされたり、転職も経験。

日本の労働市場に若干詳しいHiMが、

日本男性の年収とお仕事事情
をお届けします。




前回

の続きです。



---*


では、既婚者は年収400万以上がほとんどなのか?

というと、確かに400万以上は増えはします
が、多数とはいきません。



既婚者を含めても、アラサー〜30代は

年収400万未満が多数


となります。

なお、年功序列をなくすという表向きの名目で、
経験や年齢が上がっても、年収は抑制する
というのがあり、
30、40代になってもあまり年収は変わらない
などという話もあったりします。

が、それは今はおいておくとして。



つまり、実態として

年収400万円以上の未婚男性は
普通の男性
ではありません。





「普通の男性でいいんですけど・・・」


といって、年収400万以上希望な時点で
矛盾してしまっているんですね。





では、婚活男性に的を絞るとどうなるのか。



まず、

結婚相談所の場合、
年収400万以上の男性が
多数になります。

なので、相談所の婚活女性から見ると、
男性は年収400万以上が
当たり前に見えるかもしれません。



結婚相談所に関しては、
男性は年収や仕事の条件を満たしていないと
入会できない相談所も結構あります。

女性は特に条件がないところがほとんどです。


ということもあり、

結婚相談所の男性は、
年収400万以上が多数だが
そもそも相談所に男性が少ない

ゆえに、相談所では
年収400万以上の男性よりも
婚活女性の方が多い

となります。

ただ、その要因としては
入会条件があるからだけではないと感じます。




一方、婚活アプリ・サイトですが、

アプリやサイトのほとんどが
男性の方が多い。

となります。
女性の方が多いサービスはありますが。


料金も安く、気軽にできる。
しかし結婚する気もなかったり、
既婚者も混ざり、
年収や職業も自由に詐称できる。

日本の人口としては男性の方が多いので、
制限や条件がなければ
男性が多くなるのは自然でしょう。


アプリ・サイトでも
年収400万以上の男性は
たくさんいますが、

自称です。






このように、

婚活女性から見ると、
男性は年収400万円以上が普通
に見えてしまうのかもしれませんね。





--つづく