私は読書が大好きです。
ただし、好きなジャンルはだいぶ偏っているな、という自覚があります。
ちょっと前にFacebookなどのSNSで流行っていた「7日間ブックカバーチャレンジ」。
皆さんの投稿を見ながら、当たり前ですけど、ジャンルが色々とあるな、自分とは違っていて面白いな、と感じていました。
最近は、ビジネス書や実用書を読むことが増えていました。もちろん、ビジネス書や実用書も、読んでいるタイトルは読みたくて読んでいます。
しかし昨日、ある本の試し読みを読んでみたら、改めて感じたのです。
ビジネス書や実用書のように、すぐに何かに役に立つ本も面白いんだけど…。
ただ何も考えずに素直にその物語の世界に入っていける本って、なんて楽しいんだ、ということを。
最近は知識や解決策を求めがちな読書に偏っていたけれど、自分のものではない世界に触れていくって、やっぱり楽しい。
年を重ねるにつれて、どうしても今すぐに自分の身になること、知識となること、すぐに使えることを欲してしまいがちでした。
すぐに結果を求めすぎていました。
しかし、ただ物語を味わうために読書の時間を取るのも、やっぱり素敵な時間だな、と改めて感じました。
そしてとっても贅沢な時間、ですね。
そういった時間がきっと、直接的ではないにしろ、人としての深みを作ってくれるのだと思います。

