最近ふと。
「7」って日本人に馴染みのある数字だな、って感じたんです。
というのも、
三三七拍子
五七五
五七五七七
など、「7」で調子をとるものと馴染みがあるな、と感じたからです。
なんとなく、「7」とは言っても
「たんたんたんたん たんたんたん」
のように、時折「4」+「3」になっている気もしますが。
「7」は
両手いっぱいに荷物を抱えていたのでは、次に何も受け取ることができないから、空きのスペースを作る。
そんなタイミングを表す数字です。
いわば、植物で例えたら剪定。
人間で言ったら、役に立たないような考えや価値観を手放す、それらの選定をする数字。
日本には侘び寂びの文化があります。
質素で静かな様子
不完全であることをよしとする
簡素なものの趣を味わう感性
そんなところが、「7」に通じる、と感じました。
三三七拍子
五七五
五七五七七
それぞれ、そうなった理由があるのかもしれませんが、「7」のリズムが日本人に受け入れられて馴染みがあるのには、いらないものは手放し、不完全であることに良さを感じるという、日本人の昔からの感性に合っているからなのかもしれないな、と感じました。
