7月2日、
桂歌丸さんがお亡くなりになりました。
歌丸さんは、私の笑点の記憶ではずっと
緑色の着物を着て出ている
おじいちゃん、でした。
考えてみると、30年ほど前は
まだ50代前半。
おじいちゃんというには
失礼な年代だったのだな、と
今になって思いました![]()
笑点の歌丸さんの記憶といえば、
楽太郎さん(現・6代目円楽さん)との
掛け合い。
子供心に、面白くて。記憶に残っています。
笑点名物だったアレ、ですね。
桂歌丸さん
1936年8月14日生まれ
3つの数字は 5・5・4
この、3つの数字を見ると
芸事、噺家は天職だったのでしょうか。
人とのコミュニケーション力に優れ
「話す」ということが得意。
頭の回転も早いから、
次から次へと話題が尽きない。
左の得意を表す数字と
真ん中の本質を表す数字が
同じ「5」
ここの数字(左と真ん中の数字)が
同じ場合は
それを活かしきり、味わい尽くす。
そんな数字構成なんです。
そして、
右の数字が表す課題は「4」
「5」と「4」は本来
性質が真逆とも取れる数字。
しかしながら、
芸事・噺家を継承していくことで
自分の得意を活かしながら
課題の部分をも克服・クリアしていく。
そんな、
自分の持つ数字を活かし切った方
だったことが見て取れます。
それに「5」の数字の色は「緑」
笑点での歌丸さんの色、ですよね。
そして、笑点名物でもあったアレ、
6代目円楽さん(楽太郎さん)との掛け合い
6代目円楽さん
1950年2月8日生まれ
3つの数字は 8・7・1
野心家で、人とは異なる切り口を好む
それなのに、実は自分が前に出ることは
あまり好まない、そんな方。
お二人の数字のバランスを見ると
★が歌丸さん
☆が6代目円楽さん
お互いにないところを補い合って
いいバランス・相性だったのだと思います。
歌丸さんは、
既にあるものを修正・発展させていく
そんなことが得意な方。
自分が先頭切って前に出ることは
あまり得意ではありません。
また、その結果、どうしていくのか、
という、先のことにはあまり興味がない。
一方、6代目円楽さんは
何もないところから
新たな何かを生み出すことが得意。
でも、修正したり調整したりは
あまり得意ではない。
しかしながら、自分が行動した結果
どうなるのか、どうしていくのか。
先を見据える部分に長けた方。
こんなお二人の関係性があったからこそ、
悪口を言っているようでも、
それを笑いに変える。
誰も嫌な気分にならない、芸。
裏にはお互いの尊敬の念が見える。
そんな芸を生み出せたのだと思います。
歌丸さんのご冥福をお祈りいたします。
