塩見岳登山 Day 1

鉄兜と呼ばれる 独特の円錐形をした塩見岳の山容


塩見岳(しおみだけ)は、長野県伊那市と静岡県静岡市葵区にまたがる標高3,052 mの山である。赤石山脈(南アルプス)中央部に位置し、鉄兜にも似たドーム形の独特な山容で、遠方から眺めると独立峰のようなその山容が目立つ。 山頂は100 m足らずの距離を隔てて西峰と東峰に分かれ、標高は西峰が3,047 m、東峰が3,052 mである。東峰のほうが標高が高いが、三角点は西峰に設置されている(二等、基準点名「塩見山」)。山頂は見晴らしが良く、南アルプスのほとんどの山、木曽山脈(中央アルプス)、富士山などを望むことができる。山頂は伊那市の最高点である。(Wiki 抜粋)


早朝5時に出発。予報は晴れのはずがかなりのガスガス。しかし、大鹿村大河原から赤石岳(多分)が見えています。





林道登山口の方に登っていくと霧の上に出て、夕立神パノラマ公園から中央アルプスがきれいに見えます。 予報通り今日は晴天のようです。








鳥倉林道で車で登れる終点。ここに車を停めて登山 開始。 










朝日がさしてきました。

1時間弱 林道を歩いてここから本格的な登山道。 南アルプス主稜線の三伏峠(さんぷくとうげ)まで約3時間です。


湿気の樹林帯で、きのこがたくさん生えてます。






展望のない代わり映えのしない 登山道を登っていくので途中のこういった標識は励みになります。




2キロの距離に2時間もかかる。 これはちょっときついかも。





滑りやすい木製の橋



秋の気配











もうひと押し。 







実際には 240歩でした。(標準より20% 足が短いということでしょう。)

三伏峠。標高2615m で日本一高所にある峠だそうです。


南アルプス主稜線。右に行くと7月に登った荒川岳 経由赤石岳方面、左が今回の目的地の塩見岳方面。


展望のない樹林帯の登山道。 ガスも出てきのこを見るしかありません。






三伏山 雲が出て展望はありません。 

悪沢岳・赤石岳 登山の時に触れた 大倉財閥グループの所有する 大井川 流域の井川社有林(日本最大のひとかたまりの民有地)の地図。


のぞき岩。覗いてもガスで何も見えません。


本谷山。あと1時間。




登山口から樹林帯を黙々と登ってきたのでもう相当疲れています。 やっとゴールが見えてきました。




今日のゴール 塩見小屋着。1時半過ぎ。ガスで全く展望なし。

チェックインしたらこちらから名前を言う前に 向こうから「◯◯さんですか ?」と。 どうして名前がわかったのと聞くと、今日 個人のお客さんで最後のチェックインの人だからということでした。 標準コースタイムよりちょっと遅いぐらいだったのにドンケツ。このルートは南アルプスを北へ南へと縦走していく中継点でもあるので、レベルの高い 登山者が多いのでしょう。


元々の構想では初日に天気が良く体力が残っていればそのまま山頂を目指すつもりでしたが、天気が悪いことを言い訳に寝床へ直行。

2時間ほど 昼寝をした後にふと起きてみると、目の前に塩見岳の勇姿が見えています。










明日は今日よりはるかにいい天気らしい。


思っていたより険しい山容にちょっと不安を感じつつ眠りに落ちました。