先日、トレーニングを兼ねて伊豆の天城山に登ってきました。

登山口ある天城高原ゴルフコースは比較的標高が高いので、途中種類は不明ですが桜が満開でした。


登山口。縦走はちょっと厳しそうなので、今回は、主要なピークの万二郎岳と万三郎岳を回る周回ルートです。初めての山で、一応日本百名山の一つ、そして今年初の1000メートル越えなのでちょっとドキドキです。



この地図の「シャクナゲコース」です。


シャクナゲは5月に満開との事。今年は花季が早いだろうと、2月に今回のスケジュールを立てたのですが、見事に外れました。



伊豆は関東とは植生がかなり違う感じがします。





シャクナゲの代わりの馬酔木(アセビ)。





登山道がかなり荒れていましたが、さほど苦労せず最初の万二郎岳(標高1,299m)。



南伊豆/下田方面の風景(↓)


天気予報は雷雨と黄砂で、ホテル出る時は雨だったのですが、結果的には天気に恵まれました。



富士山


次に目指す万三郎岳(↓)



北側。天城高原ゴルフコースとその背後は遠笠山と相模湾。右に小さく大室山と伊豆高原。左奥に細く伸びる真鶴半島(↓)。





アセビのトンネルにはあまり花はなし。




天城山は固有種の「アマギシャクナゲ」が綺麗なそうです。



これですが、蕾すらまだでした。



今日の最高地点の万三郎岳。標高1,405m。


万二郎岳から小一時間の稜線歩きはアップダウンが結構あり楽ではないですね。



 天城という名は川端康成の『伊豆の踊子』であまりにも有名だ。そして伊豆の山といえばまず天城山を思い浮かべるように、伊豆半島の山を代表する山である。しかし天城山という名前のピークはない。
 東海道本線の車窓や東名高速道路の愛鷹パーキングエリアからは左手にこんもりとしたコブが2つ見えるが、これが万三郎岳、万二郎岳で、天城山と呼ばれる山である。
 伊豆半島の最高峰・万三郎岳は標高が1406mあり、山頂には一等三角点が設置されている。万二郎岳の北東には三角形の遠笠山(とおがさやま)や矢筈山(やはずさん)が続く。山は樹林に覆われ、4月にはアセビが、5月にはシャクナゲが満開となり登山道を彩る。またこの時期にはヤマザクラやツツジ類も見られ、多くのハイカーが訪れる。秋もまた美しく、11月には、ブナやカエデ類など広葉樹の紅葉に山が染まる。

 万三郎岳、万二郎岳を訪れるには、天城高原ゴルフ場まで車で入るか、伊東線伊東駅から東海バスがある。コース入口には案内板ときれいなトイレがある。万二郎岳、万三郎岳を巡るコースは、4時間ほどで周遊できる。(ヤマケイオンライン)


万三郎岳はあまり眺望はなく、10分程進んだ稜線分岐でやっと南側の風景何見えました。天城高原ゴルフコースの左奥に伊東市街がちらっと見えます。





帰りは急な斜面の荒れたトラバース道が延々と続くだけ。風景も何もなく、見上げると今にも落石ありそうな楽しくない道でした。雨の日には避けるべきルート。


やっと登山口近くの合流地点へ辿り着けました。


万三郎岳から来た道を万二郎岳経由引き返した方が安全で眺望もあります。データ上は100m/10分余計にかかるそうですが、実際は周回ルートの方が消耗激しく/危険だと思います。



(終わり)