(引き続きタイの後追い記事・バンコク国立博物館です。)
仏像コレクション
既に、ドバーラバティー、ロップブリ、シュリビジャヤ、ジャワと、仏像だらけで、この後もスコタイ、アユタヤ、ラタナコシンと続きますが、これとは別により広い範囲の仏像だけを集めた展示室があります。
異なる時代・異なる地域の小型のものを少しづつ集めて展示して、比較ができるようにとの意図ではないかと思います。
まずガンダーラ仏:
ガンダーラ美術(英: Gandhara art)は、現在のパキスタン西北部にあるガンダーラ地方を中心に、紀元前後から5世紀頃まで栄えた仏教美術。
ギリシャ、シリア、ペルシャ、インドの様々な美術様式を取り入れた仏教美術として有名である。開始時期はパルティア治世の紀元前50年-紀元75年とされ、クシャーナ朝治世の1世紀から5世紀にその隆盛を極めた。インドで生まれた仏教は当初、仏陀そのものの偶像を崇拝することを否定していたが、この地でギリシャ文明と出会い、仏像を初めて生み出した。インドをはじめ、中国や日本にも伝わり、また大乗仏教も生まれた。
(ウィキより)
以前インドスキタイコインに関連して「ビマランカスケット」の記事でガンダーラ仏の起源が紀元前に遡る可能性がある事に触れましたが、上記ウィキも同じベースでの記述だと思われます。
(ガンダーラ仏他/ブログ主コレクション)
少し時代が飛びます。
インド・ポストグプタ様式(7世紀):
インド・パーラ朝時代(9〜13世紀頃):
パーラ朝(パーラちょう、英語:Pala dynasty、ベンガル語: পাল সাম্রাজ্য (Pal Shamrajjo))は、8世紀後半から12世紀後半まで、北東インド(ベンガル地方とビハール地方を中心とした地域)を支配した仏教王朝(750年 - 1162年あるいは1174年)。首都はパータリプトラ、ガウル。
(出典:ウィキ)
参考:
(続く)