先週末、3月3日(日曜日)に裏高尾に行ってきました。

天気は晴天。東京ではもう終わっている梅もギリギリ間に合いました。




日影沢林道〜小仏城山(標高670m)〜小仏峠〜木下沢梅園と軽いハイキング。今シーズン初ですから。


(Yamapより)



日影沢林道を登って、小仏城山が見えてきました。杉花粉の黄色が怖い!



小仏城山山頂(670m)


地形的には名前の通り城跡があってもおかしくないのですが、そのような遺構も説明版もありません。


(この奥2時間程稜線を陣場山方向に行った所に堂所山があるのですが、ここは甲斐武田勢の見張り所がかつてはあって、北条側が動くとお堂の鐘を打ち鳴らしたそうです。もちろん、北条の八王子城もそんなに遠くではありません。)


都心方面



小さく新宿の高層ビル群(その背後にスカイツリー)〜港区〜都心の高層ビルが重なり合って見えます。




丹沢・富士山方面。富士山は雲の中。



朝10時位ですが、茶屋は結構おじさん達で賑わっています。


去年までは「城山茶屋」だけだった気がしますが、いつのまにか、建物の半分が別の看板「青天狗茶屋」になっています(右の青い建物)。


関東では、高尾山に次ぐ人気の山とも言われる小仏城山。茶屋の関係者は林道を車で登ってこれるので、準山小屋価格/輸送費も安く利益率は高いはずで、量も出る。週末だけの営業でもかなりおいしいはず。相続か何かで親族間で分割したのか?



花粉が飛び始めているので長居は無用。トットと、小仏峠へ下りていきます。


相模湖が杉の木立の隙間から見えます。




小仏峠は何度も同じ写真撮っていますが、たぬきとお地蔵さん。






小仏峠から八王子市街と遠く新宿方面



小仏峠から旧甲州街道をズンズン下りていきます。この付近は如何にも昔の街道の峠道と言う風情が少しだけあります。


車道に出てしばらく下ると、道路脇に数人集まって写真撮っていたので覗いてみたら、この小さな花。


「節分草」と言うそうです。何でも秩父では何万株と群生しているそうです。ここは元々生息地ではないので、誰かが植えたのかもと詳しい人が教えてくれました。





小仏バス停。週末はバス二台が連なって運行されます。狭い道を普通の大きさのバスが二台で行くので大変です。熟練運転手でないと難しいルートです。上りは途中まで観梅客も多くほぼ満員でしょう。


背景は中央道の増設工事。




折角なので、花粉が気になるものの、少し下ったところにある木下沢梅林に向かいます。




中央線普通電車(上り)と下り貨物列車(ビデオ):






木下沢(こげさわ)梅林に着きました。

旧甲州街道沿いには幾つか梅林がありますが、ここが最深部で最大の梅林です。



今年の梅祭りは前日(3月2日)から始まったばかりですが、満開なのは入り口付近の陽当たりの悪いところだけで、陽当たりの良い上の方はピークを過ぎていました。それでもたくさんの人。普段はほとんど人気のないところですが…。









向こうの小山は、多分高尾北陵の高ドッケ? この稜線を東に向かうと北条





ピーク過ぎでしたが、天気が良く綺麗に観梅できました。ここは何回か来ているのですが今回がベストでした。


次週は更に花は散っているはずなので、天候と合わせるとベストのタイミングでした。(いつものように事前に調べてきたわけではないのですが。)


隣は中央道




早く小仏トンネルの増設工事おわらないかな〜。


シーズン中は高速料金高い割にはいつも大渋滞!交通量も多いので相当な規模の収入のはず。ガソリン税も払っているのに何してんだ!いい加減にして欲しいですね!


一応、2026年完成予定だそうです。



でも増設するトンネルは上り一本だけなのね。バカにするな!



道路インフラはとうの昔に、シンガポール、台湾、マレーシア、タイにも追い越されてますよ。


折角の春のよき日が、最近の腹立たしい事含めて嫌な事を思いだしました。