(前回より続く)

ワットパークナムと隣の無名ハデハデ寺院を見た後、移動しようにも酷暑でとても駅まで歩けません。ラッキーな事に寺からメインストリートに出ると直ぐにタクシーが捕まったので、チャオプラヤ川沿いのICONサイアムへサクッと向かいます。

バンコク中心街ではタクシーが少なくなって(物価高で生活できないので運転手がかなり田舎に帰ったのか?)、何かというとボッタクろうとするので、今回タクシーを出来るだけ避けていますが、この辺りは問題なさそうです。

ティップ サマイ パッタイと言う有名なパッタイ専門店が、ICONサイアム6階に支店を出していると聞いたので、一目散にそこを目指します。

モール内の巨大な滝。手前の人が小さく見えます。
その下がレストラン。



お上りさんよろしく散々探しまわってやっと見つけました。





ティップ・サマイ・パッタイ・プラトゥーピーは、バンコク・プラナコーン地区のサムラーンラートエリアにあるパッタイのレストラン。

1966年に店名が「ティップ・サマイ」となる以前より、地元の人々から愛されてきた有名店です。

おすすめは、味を引き立てるためにエビのオイルを使用したパッタイを、ふんわりと卵で包み、大ぶりのエビを添えた『パッタイ・センチャン・マンクン・クンタレーソッ・ホーカイ(ผัดไทย เส้นจันท์ มันกุ้ง กุ้งทะเลสด ห่อไข่)』。

また、エビのオイルを使用したパッタイに、特大のエビやカニ身、細くさいたするめイカ、細切りのマンゴーがトッピングされた『パッタイ・ソンクルアン(ผัดไทยทรงเครื่อง)』も試してみたい逸品です。果肉が入った新鮮なオレンジジュースも美味しいと評判です。

アイコンサイアム、サイアム・パラゴン、キングパワー・ランナム、プッタモントン・サイ4にも支店があります。(タイ政府観光局)

本店は夜しかやってなく、観光客には行きづらい場所なので、観光客価格ですが、支店に行く事にしました。


オムレツ風に卵で包んだパッタイ(パッタイ・センチャン・マンクン・クンタレーソッ・ホーカイ)。


海老の油の風味が強く思わず「美味い!」と言葉が出ます。



大海老やチキンをたっぷり使った豪華版もありますが、大人数用ですね。


これはオリジナルパッタイ。パッタイの種類も多く、種類によって麺や味付けを変えています。



パッタイは好きなのでよく食べますが、ここは格別です。大満足。


食後はモール内をぶらぶら。去年来た時は、大混雑で早々に退散したのですが、今回はゆっくりできます。(といってもモール嫌いで特にする事はありませんが)










デッキからチャオプラヤ川と向こうのバンコクの中心部が見えます。


(川沿い真ん中の赤い屋根の白い建物は旧税関だったと思います。古き良き時代の生き残り。その右はマンダリンホテル。一番右の金のドームの白い高層ビルはステートタワーで最上階にオープンエアーのバー/レストランがあります。)




(川沿い緑に囲まれた小さな建物はポルトガル領事館で、これも歴史ある建物です。その左はローヤルオーキッドシェラトン、その左の濃緑低層ビルは骨董品のリバーシティ(部分)。)



(川の右の白い高層ビルはペニンシュラバンコク、川を跨ぐのはタクシンブリッジ、その左はシャングリラバンコク。これら古いものの周りに新しいコンドやホテルが建って、風景がだいぶ変わってしまいました。)


ICON サイアムのホテルとコンド。





川向こうには、馴染みのコイン屋があるので、観光はここまでで、コインを漁りに行きます。


(続く)