大山と蒜山(その4)金持から楽楽福へ

 

(前回より続く)

 

今日は、大山エリアを後に福岡に向かいます。

 

但し、中国道荘原ICまでの鳥取県の西南部、中国山地を流れる日野川上流の、日野郡・江府町、日野町、日南町といった、普通行かない鳥取県の更にどん詰まりみたいなところを、めぼしい観光地は無いのですが巡っていきます。

 

このあたり、オオサンショウウオの生息地だったような、という微かな記憶があるだけでしたが、今回何かないかと調べると、「出雲街道根雨宿」、「金持神社」「楽楽福神社」というものがヒットしたので、その付近を中心に立ち寄ってみました。

 

 

 

先ず、出雲街道根雨宿(日野町)。

 

 

 

日野町根雨は、江戸時代の参勤交代が交差する地で、出雲街道の宿場町として栄えていました。根雨宿は参勤交代で大名が泊まった本陣の門や、昭和初期の洋風銀行など、その当時の面影を今も濃く残しています。

 

たたら製鉄が栄えた町で、鉄山経営で財を成した近藤家の屋敷である旧根雨公会堂(現日野町歴史民族資料館・国指定登録文化財)は根雨宿の中でも人気スポット。(とっとり旅HPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘が蔭になっていますが、「祇園橋」。

 

 

 

日野川谷あいの本当に小さな町です。

 

 

 

地元の人の勧めで、オシドリの飛来地へ。

 

ピーク時には何千羽ものオシドリがひしめき合うそうです。今は、殆どが餌を求めて飛び立った後。

 

 

川が澄んですごくきれいなところです。オオサンショウウオも一度見に来たいですね。

 

 

さて、次は「金持(かもち)神社」。

 

 

 

 

 

 

「金持」という縁起の良い地名は、全国でここだけです。金持神社があるこの地は昔人が「黄金にも勝る」と大切にした鉄の産地でした。「伯耆誌」には金持村には3つの鉄山があったと書かれており、これらの鉄山を持つ村という意味で「金持」となったと伝えられています。主祭神の天常立命は別天神で霊験あらたかな神様であり、また、金(鉄)を持つ村と言われるように金に関係あることから、商売繁盛や金運、開運を求めて全国から多くの方の御参拝があります。(金持神社HPより)

 

ここは結構参拝者がいます。

 

絵馬が面白い!

 

 

 

 

道の駅に便乗商法のお土産がありました。

 

 

 

大判をかたどったクッキー。

 

 

 

 

 

そして、「金持」から「楽楽福」へ、

 

楽楽福(ささふく)神社。

 

こちらの方が、「金持ち」より大事なような気がしますが、参拝者はいません。

 

 

 

 

 

 

楽楽福神社(ささふくじんじゃ)

 

人皇第七代孝霊(こうれい)天皇を主神とし其の御一族を祀る旧県社。古くは鉄生産の祖先神として崇敬された日野郡開拓鎮護の総氏神です。
その創建は千百年以上の昔と伝わっています。孝霊天皇が当地を巡幸された折に鬼林山(きりんざん)に蟠踞(ばんきょ)する邪鬼が里人を悩ます由を聞召され御一族を従えて彼の邪鬼を退治された伝説を伝えています。開運招福・願望成就の福の神として人々の崇敬も厚く、たくさんの人々が訪れます。(よりみちにちなんHPより)

 

本殿で参拝し柏木を打つと、突然獅子舞の人形が踊りだす。誰もいない静かな神社で、突然の獅子舞拍子で、ドキッと。神社側のユーモアが感じられます。(PCからのビデオのアップロードの仕方が良く分からないので、スマホから別途簡単投稿してみますね。)

 

荘原に向かう山の中にも小さな村の神社が、イチョウの落ち葉に覆われて。

 

 

鳥取広島県境で、イザナミノミコトの御陵伝説のある比婆山連峰を超えて、広島県庄原市から、中国自動車道を西へ。

 

やっと、目的地の福岡が近づいてきました。

 

(続く)

 

 

とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト (tottori-guide.jp)

金持神社|公式ホームページ|鳥取県日野郡日野町 (kamochijinja.jp)

樂樂福神社 - 樂樂福神社公式ホームページ (jimdo.com)

樂樂福神社 | よりみちにちなん (nichinan-trip.jp)

 

PS: 本ブログ掲載のコンテンツ(写真・文章等)の無断使用を禁じます。利用ご希望の方は、hirame.hk@gmail.comへご連絡ください。