浜松~治一郎工場直売・本店、浜松餃子、そして、静岡久能山東照宮
前回から続く:
実は浜松は初めてです。新幹線で通るとき、寝ていなければ浜名湖を認識する程度でした。
伊豆を朝早く出発。理由は:
「治一郎」のバームクーヘンの工場直売、ヤタロー工場アウトレット
切り落としが、正規品(と呼べばよいのか?)の約三分の一の価格です。
直売店は、9時半開店ですが、伊豆を6時半頃に出発して、8時40分ごろに到着。番号札6番をゲット。後は近くのコンビニで朝コーヒーと余裕です。
切り落としバームクーヘンは一人3個までですが、3個で十分でした。
これ以外にも、店員さんお薦めのクルミアンパンやネットで見たパンの耳。パンの耳は写真撮り忘れましたが、ツナや卵・チーズを載せてホットサンドの朝食にすると、家族で3日食べられるほどの量でした。苦みもなく焼くとサクサクして美味い。31円。
近郊の農産物直売もしていて、隣のレジで会計していたおじさんが、このシーズンは絶対買うと店員さんに言っていた「小春(はるか)」を買ってみると、これは見かけによらず上品な甘さで美味い。日向甘夏の自然交配種だそうです。
浜松西部の龍雲寺へ:
龍雲寺は南北朝時代、後二条天皇の皇孫で光厳天皇の皇太子である木寺宮康仁親王が京より下向し、現在の龍雲寺東墓地付近に居を構え、南西に龍雲寺、北東に六所神社を建立したとされる。
本尊 阿弥陀如来坐像 平安時代作 浜松市指定文化財
木寺宮康仁親王の開基であるので、平安時代の著名な仏師作であると考えられている。作風は定朝(じょうちょう・現存する確実な遺作は平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像)を思わせるが詳細は不明。もし定朝のものであれば国宝級です。拝観無料。
ダウン症の天才書家としられる金澤翔子さんによる世界一大きい般若心経
さて、昼ご飯はせっかくなので浜松餃子へ:
ネットで適当に選んだ「福みつ」へ。
昼前なのに満席。黄色主体のちょっと変わった店内。
餃子はカリカリして芳ばしく美味しいのですが、餡が野菜ばかりで、肉汁もあまり出ない。ちょっと期待外れでした。
ヤタロー工場で会ったお客さんお薦めの治一郎本店へ:
浜松西郊の高台にある本店です。
工場直売とは違い行列はありません。
何故かウィンナーコーヒーとのセット。満足できるデザート。
でも、ここまで来た理由は:
この、本店限定の「ざらめ蜂蜜バウムクーヘン」。すっかりマーケティングの罠にはまった感じですね。
浜松の用事は済んだので、ここから東へ引き返します。
折角なので、途中静岡へ。家人の希望で、久能山東照宮へ。こちらは今年の大河ドラマで観光バスが多いですね。伊豆の北条遺跡とは大違い。
日本平に上る途中から。清水港と三保の松原。富士山。
久能山東照宮:
これ、金の成る木だそうです。
金の成る木の下に眠る家康公
駿河湾沿いは石垣イチゴのハウスがずらーと。
参道の途中から。駿河湾の向こうに伊豆半島。
久能山東照宮博物館は、時間の関係でスキップしましたが、後から調べてみると行く価値あったと思います。大河ドラマに出てくる今川義元から送られた金塗りの甲冑(4月15日から東京の三井記念美術館で展示)他、かなり貴重な収蔵品が沢山あったので大事なところを見逃した形です。
展示の紹介|久能山東照宮|静岡 (toshogu.or.jp)
(続く)