ココペリ
旭川市の東側に隣接し、北海道を代表する優良米や全国的に有名なブランドすいかである“でんすけすいか”の産地である当麻町にココペリはあります。
当麻町
でんすけすいか
店主である樋田守昭さんは、高校生の時から北海道を旅し自由気ままな生活を送っていた様です。
いろいろなアルバイトを経験しながら〝季節労働者旅人”として全国を旅していましたが、やがて結婚、子供が出来始めた頃から真面目に人生についていろいろと考え始め、出した結論が北海道に移住しイタリアンレストランを始める事でした。
様々な縁から譲り受けたカラマツ林の山林を開拓し、全て手作りの作業で2年で仮店舗を作りました。その後2年半をかけて店舗兼住宅を作り家族全員を呼び寄せて北海道での本格的な生活が始まりました。
ココペリとはアメリカ・インディアン、ホピ族のカチナ(神・精霊)の1柱であり、豊穣の神、豊作・子宝・幸運をもたらす、縦笛を吹くキリギリスの格好をしています。
少し話は脱線しますがホピ族には有名なホピ族の神話というものがあります。
ホピ族の神話
精神世界の中で生きるホピ族は、人類の危機を警告します。
もともとホピ族が住んでいた土地に白人達が入り込み、「金の灰」と呼んでいた物質から、石炭のような小ささで全てを燃やしつくしてしまう物質を作りだしました。
「金の灰」の詰まったひょうたんこそ、原爆でした。
彼らはそれを広島と長崎に二ヶ所落としたのです。
人類は過去幾度も自らの文明を滅ぼしてきました。
それは、過去何度も文明を滅ぼしてきたことと同じ過ちを、現代においてもすでに犯し始めており、その過ちを軌道修正しないと、人類はまた滅びるという予言です。
創造主は人類が生き喜ぶために世界を与えました。創造主をいついかなるときも尊ぶこと。知恵と調和、創造主の愛を尊ぶということを条件として。
当初は非常にうまくいきました。言葉が違ってもお互いに一つの様に理解できました。人も獣も一つの様に理解できました。
しかし、やがて創造主を敬う事を忘れるものが現れ始めました。
そのようなものが増えると、いろいろないざこざが増え戦い始めるものが現れました。
そこには、休息も平和もありませんでした。
福島の原発の問題についてもいろいろな考えがありますが、私自身問題だと感じているのは、人類が自然を敬う事を忘れ技術的な過信に溺れてしまったのでは無いかという事です。
過去何度も天災による影響・被害を我々は受けて来ました。
祖先たちは、その様な被害を受けると後世に同じ過ちを繰り返さないように警鐘を鳴らしてきた筈です。
しかし、時間の経過と共にその伝えを軽視してきました。
今回、被災にあわれた方は本当に気の毒ですし、早く元の生活に戻って欲しいなと思います。
でも、誤解を恐れずに言うならば、私も含めて自然を敬う気持ちや先人の言い伝えを敬う気持ちがあれば、もっと被害は抑えられたのではないかという思いも正直あります。
東京電力の対応は非難されてしかるべきかも知れません。
しかし、東京電力のおかげで便利な生活を享受出来ていた事も事実です。
マスコミはこぞって東京電力の社長を非難しますが、何か違和感を感じてしまう。
人を責める事に対して良心の呵責を覚える自分がいます。
原発に格好つけて、石原都知事が当選した時に東京都の高齢者を馬鹿にするような発言をする人がtwitter上に多く現れました。
私は、東京に年老いた母親がいるので、そんな発言をする人を絶対に許せないと思いました。
何の責任も無い人間を非国民かの如く非難出来る感覚を持った人がこんなにもいるのかと愕然とし、しかも何事も無かったかのように平然と日常に溶け込んでいる様子は、正直非常に悲しくなります。
でも、ホピ族の教えの様に人を非難する気持ちを軌道修正し、自然を敬う気持ちを常に持ち続けたいなとココペリの笛を吹く姿を見て思いました。
話を本題に戻します。(^_^;)
樋田さんが作るイタリアンですが、当麻町というとても自然が豊富で水が美味しい場所で作っているということもあるのか、とても美味しくて気に入っています。
まず、フォカッチャなのですが塩の加減と焼き加減がとてもバランスがいいと思いました。
本当にシンプルなフォカッチャなので賛否両論あると思いますが、私は大好きな味です。
素朴な中に何か飽きさせない、いくらでも食べる事が出来る様なシンプルで奥深い味でオリーブオイルとの相性もバッチリです。
次にオムレツ風パスタです。
私は、パスタではカルボナーラを頼む事が多いのですが、ちょっとひねってみました。
パスタの種類は非常に多く、ナポリタンのように懐かしいメニューがあるのもココペリのいいところ。
いつも、札幌ナンバーの車が多く止まっている印象があり混んでいます。
正直、当麻町はかなりの田舎ですが札幌とか遠くからこの味を求めて来るところが凄い。
美瑛なんかもそうですが、美味しい店には札幌ナンバーの車が多く止まっています (^~^)
バジリコ
ここのバジリコパスタは本当に美味しい。バジルが本当に濃厚で美味しいんですよね。
あまりの美味しさに自分でバジルペーストを作ってみたい願望に陥り、作ってしまいました(笑)
チーズのピザ
パスタだけでなくピザも美味しいです。
必ずパスタとピザをセットで注文します。
旭川周辺でイタリアンの店というのは意外と少なく印象に残る店は少ないのですが、当麻町という自然に溢れたロケーションの中で、道外から家族を守る為に移住してきて、一から築き上げた自宅兼店舗で美味しいイタリアンを提供している姿に心打たれます。
樋田さんが“ココペリ”と名付けたのは、カラマツ林を開拓する時に数百本の木を伐採した事への申し訳ない気持ちと自然に対する畏敬の念からだと聞いた事があります。
他の人が真似しようとしても真似できない、樋田さんの自然を敬う気持ちが生んだ希少なイタリアンの店だと思いますし、個人的にはそのような樋田さんが作るイタリアンにシンパシーを感じます(^_^;)
The Beatles
(注)今回のブログは一部YouTubeが入っています。
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旭川市の東側に隣接し、北海道を代表する優良米や全国的に有名なブランドすいかである“でんすけすいか”の産地である当麻町にココペリはあります。
当麻町
でんすけすいか
店主である樋田守昭さんは、高校生の時から北海道を旅し自由気ままな生活を送っていた様です。
いろいろなアルバイトを経験しながら〝季節労働者旅人”として全国を旅していましたが、やがて結婚、子供が出来始めた頃から真面目に人生についていろいろと考え始め、出した結論が北海道に移住しイタリアンレストランを始める事でした。
様々な縁から譲り受けたカラマツ林の山林を開拓し、全て手作りの作業で2年で仮店舗を作りました。その後2年半をかけて店舗兼住宅を作り家族全員を呼び寄せて北海道での本格的な生活が始まりました。
ココペリとはアメリカ・インディアン、ホピ族のカチナ(神・精霊)の1柱であり、豊穣の神、豊作・子宝・幸運をもたらす、縦笛を吹くキリギリスの格好をしています。
少し話は脱線しますがホピ族には有名なホピ族の神話というものがあります。
ホピ族の神話
精神世界の中で生きるホピ族は、人類の危機を警告します。
もともとホピ族が住んでいた土地に白人達が入り込み、「金の灰」と呼んでいた物質から、石炭のような小ささで全てを燃やしつくしてしまう物質を作りだしました。
「金の灰」の詰まったひょうたんこそ、原爆でした。
彼らはそれを広島と長崎に二ヶ所落としたのです。
人類は過去幾度も自らの文明を滅ぼしてきました。
それは、過去何度も文明を滅ぼしてきたことと同じ過ちを、現代においてもすでに犯し始めており、その過ちを軌道修正しないと、人類はまた滅びるという予言です。
創造主は人類が生き喜ぶために世界を与えました。創造主をいついかなるときも尊ぶこと。知恵と調和、創造主の愛を尊ぶということを条件として。
当初は非常にうまくいきました。言葉が違ってもお互いに一つの様に理解できました。人も獣も一つの様に理解できました。
しかし、やがて創造主を敬う事を忘れるものが現れ始めました。
そのようなものが増えると、いろいろないざこざが増え戦い始めるものが現れました。
そこには、休息も平和もありませんでした。
福島の原発の問題についてもいろいろな考えがありますが、私自身問題だと感じているのは、人類が自然を敬う事を忘れ技術的な過信に溺れてしまったのでは無いかという事です。
過去何度も天災による影響・被害を我々は受けて来ました。
祖先たちは、その様な被害を受けると後世に同じ過ちを繰り返さないように警鐘を鳴らしてきた筈です。
しかし、時間の経過と共にその伝えを軽視してきました。
今回、被災にあわれた方は本当に気の毒ですし、早く元の生活に戻って欲しいなと思います。
でも、誤解を恐れずに言うならば、私も含めて自然を敬う気持ちや先人の言い伝えを敬う気持ちがあれば、もっと被害は抑えられたのではないかという思いも正直あります。
東京電力の対応は非難されてしかるべきかも知れません。
しかし、東京電力のおかげで便利な生活を享受出来ていた事も事実です。
マスコミはこぞって東京電力の社長を非難しますが、何か違和感を感じてしまう。
人を責める事に対して良心の呵責を覚える自分がいます。
原発に格好つけて、石原都知事が当選した時に東京都の高齢者を馬鹿にするような発言をする人がtwitter上に多く現れました。
私は、東京に年老いた母親がいるので、そんな発言をする人を絶対に許せないと思いました。
何の責任も無い人間を非国民かの如く非難出来る感覚を持った人がこんなにもいるのかと愕然とし、しかも何事も無かったかのように平然と日常に溶け込んでいる様子は、正直非常に悲しくなります。
でも、ホピ族の教えの様に人を非難する気持ちを軌道修正し、自然を敬う気持ちを常に持ち続けたいなとココペリの笛を吹く姿を見て思いました。
話を本題に戻します。(^_^;)
樋田さんが作るイタリアンですが、当麻町というとても自然が豊富で水が美味しい場所で作っているということもあるのか、とても美味しくて気に入っています。
まず、フォカッチャなのですが塩の加減と焼き加減がとてもバランスがいいと思いました。
本当にシンプルなフォカッチャなので賛否両論あると思いますが、私は大好きな味です。
素朴な中に何か飽きさせない、いくらでも食べる事が出来る様なシンプルで奥深い味でオリーブオイルとの相性もバッチリです。
次にオムレツ風パスタです。
私は、パスタではカルボナーラを頼む事が多いのですが、ちょっとひねってみました。
パスタの種類は非常に多く、ナポリタンのように懐かしいメニューがあるのもココペリのいいところ。
いつも、札幌ナンバーの車が多く止まっている印象があり混んでいます。
正直、当麻町はかなりの田舎ですが札幌とか遠くからこの味を求めて来るところが凄い。
美瑛なんかもそうですが、美味しい店には札幌ナンバーの車が多く止まっています (^~^)
バジリコ
ここのバジリコパスタは本当に美味しい。バジルが本当に濃厚で美味しいんですよね。
あまりの美味しさに自分でバジルペーストを作ってみたい願望に陥り、作ってしまいました(笑)
チーズのピザ
パスタだけでなくピザも美味しいです。
必ずパスタとピザをセットで注文します。
旭川周辺でイタリアンの店というのは意外と少なく印象に残る店は少ないのですが、当麻町という自然に溢れたロケーションの中で、道外から家族を守る為に移住してきて、一から築き上げた自宅兼店舗で美味しいイタリアンを提供している姿に心打たれます。
樋田さんが“ココペリ”と名付けたのは、カラマツ林を開拓する時に数百本の木を伐採した事への申し訳ない気持ちと自然に対する畏敬の念からだと聞いた事があります。
他の人が真似しようとしても真似できない、樋田さんの自然を敬う気持ちが生んだ希少なイタリアンの店だと思いますし、個人的にはそのような樋田さんが作るイタリアンにシンパシーを感じます(^_^;)
ピザハウス ココペリ (ピザ / 当麻駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
The Beatles
(注)今回のブログは一部YouTubeが入っています。
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