久々の更新です。

毎年この時期になると

「熱中症」で搬送される方が増えるのですが、

どれだけ、

TVやラジオ等で注意を促しても

熱中症で倒れてしまうのは、

何故?と疑問に思う方いらっしゃると思います。



「環境省の熱中症予防情報サイト」

このサイトでは、「熱中症」を引き起こす条件があります。

「環境」と「からだ」と「行動」と出ています。


詳しくはそちらを覗いて見て下さい。


これらに対して予防方法は、

「塩分」と「水分補給」そして「休息」となっています。

でも重要な事が抜けているのです。


それが、「温度」なのです。


身体に熱が篭っている状態なので

冷たい物で体内から冷やせば

良いと云う事になっているのですが、

これが、逆効果になるのです。


何故かと云うと消化吸収には、

熱エネルギーが必要となります。


冷たいものを消化吸収しようと

体温を上げてしまうのです。


結果、余計に体内に熱が篭ってしまうのです。


また、「熱中症」の「症状」が出る時は、

汗が止まってしまうのです。

これは、「脳」がこれ以上、汗をかくと

体内の塩分濃度が上昇し過ぎるか

又は、必要な水分量を確保出来ないかの

どちらかので状態なのです。



急激な気温上昇に

身体が慣れていない時期は、

脳が、急激な変化に対応しょうと

必要以上にエネルギーを消費し、

コントロールしようとしているのです。


(身体をコントロールしているエネルギーの総量は、
 一定なのです。 これを忘れずに!)



しかし、ここに冷た過ぎる物を胃に入れる事で、

必要以上に消化吸収のエネルギー消費が激しくなり、

汗をかくまでに時間が掛かり過ぎて間に合わず

熱を放出できなくなり症状が出てしまうのです。



夏本番のこれからの季節を

熱中症知らずの身体にしようと思うのなら

「常温で塩の入ったお茶」がお勧めなのです。

因みに塩分濃度は、
0.3%程度を目安にあとは好みで
濃度を調整して下さい。




本日は、ここまで(*^ー^)ノ