皆様いかがお過ごしでしょうか?

随分開いてしまいました。(ノ_・。)



久しぶりの更新です。(;^_^A





最近、足の裏、
土踏まずや踵の痛みを
訴えて相談や来院される方が
見受けられます。


土踏まずの痛みの中には、
足底腱膜炎 」と診断された方もいます。



では、土踏まずの役目は、何か?


構造上、足の裏に掛る体重の衝撃を
足の裏全体で受け止め
そして逃す役目があるのです。

一般的には、
その部分の痛みを感じるのは、
マラソンや陸上競技等、
足を使う選手に多く
見受けられるのです。

つまり、酷使する事で
負担を掛け痛めてしまうのです。

しかし、何故足の腱膜だけ
酷使してしまうのでしょうか?


少しだけ目線を変えると
答えは見えてくるのです。




では、まず

関節の機能は、2つ有ります。

1.「動く事」。

これは、可動するものは、
必ず中心から動きます。

関節も然りで、
中心から動いているのですが、
実は殆どの人は、
関節を中心から使えていないのです。

足の裏や踵が痛い方、
「偏平足」や「外反母趾」など
足に何らかのトラブルがある人は、
両足首をクルクルと内・外回しをして
左右で比べてみて下さい。

大抵は、症状を感じている方の
足首は回し難くなっています。

キチンと中心から使えていなければ、
関節自体固まって
動かし辛くなっている証拠なのです。


2.「動いて衝撃を逃す事」。

足首・膝・股関節と歩いたり、
走ったりする時は、
必ず3つの関節が連動し、
地面からの衝撃を最小限に
留めて身体そして、
脳を守っているのです。


言わば、土踏まずの部分は、
バネの役目なのです。

下の図を見れば、一目瞭然ですね。

掛る衝撃を分散し、
常に逃しているのです。





痛みは、その部分に過剰に
負担が掛かり過ぎて
オーバーワークとなる事が
多く見受けられるのです。

従って、
足の裏のアーチの頂点の部分に
荷重が集中する事で、
オーバーワークとなり
痛みを感じているのです。

つまりは、足首が固まる事で、
固定化し一点に荷重が
集中してしまうという事が
一つの原因と考えられるのです。


従って、足首を緩め
可動範囲を増やし、
しっかりと動く事で衝撃を逃し、

アーチの部分で更に分散させれば、
一点に集中する事なく足の裏全体で
衝撃を受け止める事が出来るのです。



如何でしょうか?






本日は、ここまで!(*^ー^)ノ