初めての患者さんには、
治療の刺激の仕方や量は、
個々人で違うのでとても気を使うものです。

身体は、悪いなら悪いなりに
長年かけて培ってきたので、
身体の使い方が当然、
個々で違っているのです。


人間は、一人ひとり歩き方が違います。

歩き方が違えば、重心のとり方が違い、
筋肉の使い方も違って来るのです。
当然ながら、個々の筋肉に掛る
負担の割合も違ってくると言うことなのです。


治療とは、言ってしまえば、
身体を本来の状態に戻す事を
しているだけなのです。
(一番これが難しいのですが・・・)

ここで、身体を調整すると歪んだ
身体は真っ直ぐになります。

背骨を含め骨盤を調整すれば、
当然身体の重心は変わります。
重心が変われば、
使う筋肉も変わるし負担の割合も
変わると言う事なのです。


今まで使っていない筋肉が動き出す事で
違う感覚になるのです。
治療後の身体の変化に
脳がこれを素直に受け入れることが
出来ないのです。


つまり、「身体はこのように変化しました。」
でも脳は、「身体はこうじゃないの~?」と
脳と身体がせめぎ合っている?
これが「好転反応」として

よくある症状(だるさ・痛みの増悪・発熱等)を
身体が発してしまうのです。


では、こな時はどうしたら良いのでしょう?

答えは、治療してもらった所に再度
調整し治してもらえば症状は収まって来るのです。

ここで、どうして?と
新たな刺激は、変化の上乗せで余計に
痛みを助長してしまうののではないのか?

思う方いらっしゃると思います。


これは、治療する先生の考え方で
変わってしまうのですが、
当院では、身体のバランスを取り治し、
脳が身体の状態を認識し易く
しているのです。

時々、他院で「治療を受けて返っておかしくなった?」と
相談してくる患者さんがいます。

以前、「ギックリ腰」を起こして近くの
治療院に飛び込んで、
腰を1時間半程冷やされ続けた挙句、
「炎症が起きているので触る程度で治療は終わり。」
当然、痛みは酷くなり全く動けない状態となった。

なんとか帰ってネットで当院を探しだし、
相談を受け治療をし歩ける状態にまでして
帰って行きました。

また、別の所で肩から
背中の痛みで治療を受け、
帰宅後の腰の痛みを感じてきたので、
治療してもらった所に電話したら
「それは、知らないし関係ない!」と
頭から突っぱねられてしまった。

困り果てて、当院を訪ねてきました。

どうして、腰痛や急激な痛みが別の所に
出たのかの説明をし調整し終えたところで、
痛みは消えました。

何れも私見なのですが、
身体を診ると大概、治療内容よりも
治療師の勉強不足や治療するポイントの
認識の違いにあるように思えるのです。



また、当院で治療を受けると
人によりけりなのですが、
ピンポイントで強く感じたり、
今まで感じた事がない所に
痛みが出る時が有ります。

これは、「身体がここに問題ある!!」と
訴えているのです。

今の痛みは、どこから来るのか、
身体の流れを知り、身体の声」を聞く
これが治療の真髄と心得ています。

治療後、返って症状が酷くなったと感じても、
再度治療すれば、問題ありません。

また、他院で起きた事も相談に乗りますし、
出来るだけ対処させて頂ます。

「痛み等の辛い症状」は、本人にしか解りません。



本日は、ここまで(^-^)/





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