本日は、「内海氏のFB」を読んでです。


https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/772614722822283


内海氏は、

「鍼灸治療は根本治療であると

言い張る治療家(?)が問題である。」

更に「根本治療は、食・気功で

ありこれらを使い分ける事。」と仰っています。



鍼灸治療に触れ、

私になりに経絡治療を勉強し

根本治療(本治法)を目指してきた若輩者ですが、

今回、内海氏のFBを読んで思うことがあります。



鍼灸治療の中でも、

経絡治療(本治法)

つまり、根本治療を体得するのには、

感と経験」が必要です。


一人前になるには、

個人のセンスに大きく差がでるので、

「最低でも3年から5年以上は、

見ておかないと使い物にはならない。」と

聞かされた事があります。


昨今は、スピードの時代

すぐに結果や評価がついてこないと

見向きもしなくなります。

国家資格となり免許取得後は、

すぐに人体に鍼を打ったり、

灸を据えたりすことは問題なく出来るのですが、


ただそれだけなのです。


私が、言いたい事は、お分かりですね。


当ブログを読んでいらっしゃる方は、

とてもコアでマニアックな方ばかりだと思います。


つまり、あっちの治療院・こっちの治療院と、

より自分の身体をキチンと治してしてくれる

治療院を渡り歩いている方がほとんどなので、

これ以上は、書かなくてもお分かりかと思います。





戦後、「鍼灸は、野蛮な治療法である。」と

一時期、レッテルを貼られました。

その結果、廃れ始めたきっかけになったのですが、

一部には、ほそぼそと口伝(?)や相伝(?)と

秘伝の様に伝わっている所はあるはずです。



鍼灸治療は、奥がとにかく深い!

故に、とても面白いものです。


ですから、私の探究心をくすぐり続けています。


世の中は広いです。

経絡治療を飽きることなく何十年も研究している所は、

数多くあると思います。



私の現在の研究過程の中で、

一つの治療方法では、このスピードの時代に

体質改善を含め根治には、

時間が掛かり過ぎる様に感じられるのです。



人体は、複雑に思えるのだが、

診方を変え総合的に見れば、意外と

答えは簡単な所にあるものです。


当院では、原因の原因を見つけ、

鍼灸とカイロの両面から

アプローチすることで結果が見えてきます。





「医食同源」という言葉があります。

日頃からバランスの取れた
食事をとることで病気を予防し、
治療しようとする考え方なのですが、

私の感覚から言うと病気の予防と治療は、

「身体を治療する」が6~7割。
「食事での治療する」が3~4割。と
考えています。
(「身体を治療する」には、身体を外から鍼灸やカイロの治療と
内からの治療つまり、漢方薬での両面からの事。


ファスティング(断食)も時には、
必要なのでお勧めはしていますが、
なにはともあれ、
まずは身体を整え本来の身体の使い方に
戻す事が先決であると考えています。



匙を投げられた方、
内海氏同様、東洋医学を含め総合的に
身体を診て頂ける治療院を諦めずに
探し相談してみてください。

きっと良い返事が来ると思います。




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