自民党の金権政治にはあきれるばかりです。どうしたらこれを止めることができるでしょう。自民党の支持者に考えを変えてもらえばいいのですが、自民党の支持層はなかなか底堅く、各種報道機関の世論調査を見ても、ことここに至ってもなお20%以上(毎日新聞だけ妙に低い)の支持率があります。日頃から金をバラまいて、地盤の培養をしているせいでしょうか。自民党に対する批判も、なかなか野党には向かいません。この不祥事に対する最大の懲罰は、選挙で落選させることです。

 国民の関心が最も高いと思われる衆議院議員の選挙でも、最近の選挙では投票率は50%台で60%に達しません。世論調査でも50%超の人たちが、支持政党なしと答えています。このような無党派層が動けば、日本の政治の風景は、大きく変わると思います。それにはどうすればいいでしょうか。「無党派党」とでも言うべき新たな政党を作るのがよいと思います。「支持政党なし」層に支持してもらうための政党です。

 「政党の作り方」という項目で検索すると、政党は誰でもいつでも作ることが出来るそうです。もっとも「政党要件」というものがあって、国会議員が5人以上いるか、有効投票の2%以上の票を獲得するかしないと政党と認められず、政党交付金ももらえないし、政見放送も出来ないし、政党としての銀行口座の開設も出来ないそうです。心ある人に発起人になっていただいて、最初は任意団体として出発することになるんでしょう。

 候補者は各地で美男美女コンテストを開いて決めましょう。女性は水着審査ありです。容貌だけではなく、シンガーソングライターであるとか、イラストレーターや漫画家であるとか、語学に堪能であるとか、そういう一芸を持った人にも大いに参加してもらいましょう。このような人には、水着審査免除です。そこで会場に集まった人の投票で立候補者を選ぶのです。立候補者はなるべく男女同数になるのが理想的ですが、これはまあやってみないとわかりません。

 会場は各地にある市民会館・市民ホールの類を使いましょう。最寄りの市民ホールを検索したり直接聞いたりしてみましたが、定員500人以上で、使用料は午後で27800円でした。会場使用の可否については、政治家の講演会などには使うが、内容によってはお断りすることもあるという話でした。ここで想定している立候補者選考会は、別に過激な活動ではないので、大丈夫と思います。入場料1,000円で500人。SNSで発信すればこれくらいは集まらないでしょうか。500,000円の収入になります。会場整理や受付要因に6人ぐらいは必要でしょう。日当交通費込みで15,000円で90,000円。十分な金額が残ります。このお金は選挙運動に最低限必要なポスターの作成に使いましょう。選挙運動は選挙カーだの運転手だのウグイス嬢だのといったお金のかかることはやめて、もっぱらSNSで行いましょう。