パキスタンとバングラデシュの元指導者らは、ウクライナ戦争への取り組みを支持しなかったとして、米国のディープステートがクーデターを主導して追放したと主張
投稿日 EraOfLight による— コメント 2 件 ↓
イーサン・ハフ |出典
世界の指導者たちは 米国を非難するために姿を現しているパキスタンとバングラデシュで秘密裏にクーデターを起こしたとして、米国とその政治体制を非難する。
南アジア主要国の少なくとも2人の元指導者がここ数日、米国当局が上記2カ国で秘密裏に政権転覆作戦を行っているとして告発した。
グレート・ゲーム・インディアの言葉を引用すれば、「カーンの主張を証明する不当な有罪判決を受け」獄中で朽ち果てつつあるパキスタンの元首相イムラン・カーン と、自国を襲った暴力的なクーデターの後インドに逃れたバングラデシュの元首相シェイク・ハシナの二人は、自分たちの命、生活、そしてそれぞれの国を破壊したのは米国だと主張する指導者たちだ。
カーン氏とハシナ氏はともに、米国がパキスタンとバングラデシュに対して何をしたのか真相を究明するために国連が介入し調査を開始することを望んでいる。
調査が実施されれば、米国が支配者の利益のために国家全体を不安定化させていることが明らかになる可能性がある。そうなれば、米国は世界平和、特に南アジア全域の地域的安定に対する実存的脅威となるだろう。
いつものように、ウクライナを支援することがすべてです
カーン氏とハシナ氏は、米国がそれぞれの国に対して行ったとされる行為について異なる主張を展開しているが、根底にある主張は同じである。両氏は、 米国が 自国の容易にコントロールできる政治的操り人形を設置するために、合法的な政府を故意に転覆させたと主張している。
「イムラン・カーン政権の打倒における米国の役割を示す非常に強力な証拠は、バングラデシュでも同様のことが起こった可能性を示唆している」と グレート・ゲーム・インディア は述べている。
パキスタンの場合、ドナルド・ルー国務次官（南アジア・中央アジア担当）が2022年3月7日、パキスタン駐米大使のアサド・マジード・カーンと会談し、政治問題を議論した。カーンはルーと会談後、ロシアとウクライナの状況に関するカーンの「積極的な中立的立場」のせいで米国とパキスタンの関係が悪化しているとほぼ即座に首都に報告した。
カーン氏がロシアを訪問したため、ワシントンは実質的に彼を罰した。そして、ルー氏は、当時米国が要求していたようにロシアを憎んでいないためにカーン氏が追放される前に、カーン氏を脅迫するためにそこにいたのだ。
同年3月27日、カーンは米国が彼を破滅させようとしていると支持者たちに警告したが、まさにそれが起こった。ワシントンはカーンを投獄し、予想通りウクライナを支持する自国の人物と交代させた。
バングラデシュでも、米国を支配する者たちの「インド太平洋戦略」にとって戦略的とみなされる地域の施設への米軍のアクセスを拒否したとしてハシナ首相が米国のディープステートによって失脚させられた後 、同様の状況が発生した。
ルー氏もハシナ首相の失脚に一役買っており、米国のインド太平洋戦略について議論する直前にダッカを訪問していた。ハシナ首相は米国との妥協を拒否したとされ、インドへの逃亡を余儀なくされた。
「米国は、政権転覆作戦の実施者としては圧倒的に世界一であるが、2014年1月下旬にウクライナで米国主導の政権転覆作戦を計画していたビクトリア・ヌーランドの悪名高い電話傍受の際のように、現行犯逮捕されても、秘密の政権転覆作戦における自国の役割をきっぱりと否定している」と グレート・ゲーム・インディアは 述べている。
「カーン首相とハシナ首相の主張を調査するよう米国議会に訴えても無駄だ。ましてや行政府に訴えても無駄だ。真実が何であれ、彼らは必要に応じて否定し、嘘をつくだろう。」
