研究：日本におけるファイザー製新型コロナウイルス感染症ワクチン関連死亡の70％はワクチン接種後10日以内に報告されている
2024/01/10 /ゾーイ・スカイ著
ジャーナルCureusに掲載された査読済みの日本の研究では、ファイザーの武漢コロナウイルス（COVID-19）ワクチン接種後に日本で死亡した人の約70％が、ワクチン接種後最初の10日以内に死亡したことが明らかになった。
この研究では、研究者らはファイザーの新型コロナウイルスワクチン接種とワクチン接種後10日以内の死亡との関連を調べた。研究チームは、リスク期間をワクチン接種日を1日目としてワクチン接種後10日以内と定義し、対照期間をワクチン接種後11～180日と定義しました。
分析は 2 つのグループに分けられました。グループ 1 には 65 歳以上のボランティアが含まれ、グループ 2 には 64 歳以下のボランティアが含まれました。
科学者らは、成人男性662人、成人女性649人からなるグループ1で1,311人が死亡したと報告した。グループ 2 では、男性 155 人、女性 92 人、計 247 人の死亡が確認されました。
調査結果では、新型コロナウイルスワクチン接種後10日以内に死亡した報告症例の割合は「グループ1で71パーセント、グループ2で70パーセント」であることが明らかになった。グループ 1 では、ワクチン接種後最初の 10 日間にさまざまな病状が原因で全体として死亡した女性の方が男性より多かった。10日後、さらに男性の死亡が報告された。
ワクチン接種後の死亡の多くは1日目に発生し、3日目と4日目に続いた。(関連: 新型コロナウイルス感染症ワクチンデータ管理者、ファイザー製ワクチンの不良バッチに関連した死亡を明らかに)
239件の原因不明死亡例のうち、解剖が行われたのはわずか8件だった。これらの不明な死亡を除けば、65歳以上の最大の死亡原因は 虚血性心疾患 で119人、心不全で92人、誤嚥性肺炎または窒息で72人だった。
グループ2では、ワクチン接種後最初の10日以内にさまざまな病状により死亡した男性の数が女性の2倍を超えた。最初の 10 日以降の全体的な死亡率は男性の方がわずかに高かっただけです。ワクチン接種後の死亡者数が最も多く記録されたのは3日目で、次いで4日目、2日目、5日目となった。
「原因不明の死」が報告された51人のうち、解剖が行われたのは9人だけだった。原因不明の死亡を除いたグループ 2 の最大の死因は、虚血性心疾患で 27 人、不整脈で 24 人、 くも膜下出血 で 20 人、心筋炎または心膜炎で 17 人でした。
調査結果では、 「リスク期間」における心筋炎または心膜炎による死亡には男性と女性で有意な差があり、女性は1人であるのに対し、男性は8人が死亡していることも明らかになった。さらに、心不全により死亡したのは男性9人で、女性は2人でした。
研究者らは、心筋炎や心膜炎の症例の一部は「原因不明の死亡のカテゴリーに含まれる可能性がある」と報告し、心筋炎は特に若年成人や青年男性において、ワクチン接種の合併症であると付け加えた。
最初の 10 日間で男性の死亡が増加する要因の 1 つは、未診断の症例を含む心筋炎または心膜炎による死亡数が多いことであると考えられています。
両方のグループのその他の死因は次のとおりです。
全体として、64歳未満の高齢の日本人女性と男性は、ファイザーワクチン接種後最初の10日以内に即時に死亡するリスクが高かった。
研究者たちは研究の限界を認めている
研究著者の鈴村泰氏は、男性の数を女性で割って100を掛けることにより、全死因死亡と各転帰の性比を計算した。性比が高いほど、男性の死亡数が多くなる。
鈴村氏は、両グループの男性と女性の死亡数には大きな差があり、研究の性比に影響を与えていると述べた。
著者らは、死亡の発生に影響がなければ性比に差はないはずだと説明した。次に、この結果は、ワクチン接種がリスク期間中の死亡の発生に影響を与える可能性があり、ワクチン接種を受けた個人の死亡と関連している可能性があることを示唆しています。
この研究の死亡者数に関するデータは日本の 厚生労働省(MHLW) から取得したものです。この研究には、2021年2月17日から2023年3月12日までに報告されたBNT162b2（Pfizer-BioNTech）mRNAワクチン接種に関連する症例のみが含まれていました。
研究者らはまた、ワクチン接種から死亡までの日数は治療法によって異なる可能性があることや、この研究では11日以降の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の影響が考慮されていないことなど、研究の限界の一部も認めた。
研究チームはまた、性別に基づく報告は少数の医師によってのみ行われた可能性があり、分析はワクチン接種後の死亡についてのみ行われたため死亡率は計算できなかったと述べた。
この研究はサンプルサイズが限られていたため、特に厚生労働省に報告された死亡のすべてがワクチン接種に関連しているわけではないため、研究者らは「慎重に」解釈する必要があるとアドバイスした。彼らは、報告された死亡例には偶発的な死亡も含まれる可能性があると付け加えた。
研究著者らはまた、ワクチンは主に健康な人に投与されるため、ワクチンは「治療に使用される医薬品よりも安全性が高く、ワクチン接種による死亡率が極めて低い」必要があると強調した。
研究者らは、ワクチン接種による死亡率が例外的に低い場合でも、「ワクチンの安全性は統計的手法で分析する必要がある」と警告した。
研究著者らは、「ワクチン接種後の死亡が偶発的なのか、ワクチンに関連しているのかを判断するのは難しい」ものの、このアプローチはワクチンの安全性を評価する上で貴重な洞察を提供できると信じていると述べた。
ピーター・マッカロー博士が新型コロナウイルス感染症ワクチンによる死亡について語る以下のビデオをご覧ください。
