久々に、娘と食事に行ったり、
ブラブラと街を散歩したり、
たまった本に眼を通したり、
ゆったりとした時間を過ごしている。
やらなきゃいけない事は多々あれど、
全部打っちゃって好きなことを優先
たまにはこういう時間の使い方もいい
今月読んだ本は
炎上する君 西加奈子
メタボロ
ズタボロ 共に、ゲッツ板谷
村上海賊の娘 1 和田竜
西は今年注目◎の作家のひとり。
短編集を読むのは初。
彼女の中に屈折した何かがあり、
それがマグマのように
いつもグツグツ活動している。
それが彼女の類稀なる
想像力と文字を綴る才能に
導かれ、物語となる。
「ふくわらい」ではその才能に驚嘆し、
短編でもそのクオリティーを
しっかり維持している事に感心する。
彼女の言葉に人は癒しを求めるのか
打って変わってゲッツ板谷は
その対極にある。
ストレートな表現、漫画的な擬音語。
でもそれが限りなく痛快だ
彼は自分の周りにいる人々、
立川という土地をこよなく愛する。
それがダイレクトに伝わる、
そこが好きだ
「ワルボロ」の続編、続々編。
「村上海賊の娘」は全四冊。
愛媛公演の時に合わせて
読み始めた瀬戸内海を
縄張りに活躍した海賊の物語。
DOTOO!「おいないさん」は、
この逸話も芝居にしているし、
公演後に観光した来島海峡
の記憶が新しいうちに読破
しなければ
感想はその時に