会場:枚方市民会館 第1・2集会室
時間:18:00~20:00
参加者(以下敬称略) 9名
あ~とはうす 池田、キッズ枚方コミュニケーションズ 楠田、晴れる家喫茶 梶谷・阿井川
パインスター 花吉、ぱうんどケーキ村 伊永、パン工房ラビット 高石、陽だまりの会 長野
オブザーバー:SORA 野川
はじめに
2月以降コロナ禍で集合出来なかったが、コロナ対策のルールが整った会場を得ることでワーキングを再開した。
コロナ禍でイベントが中止になったことに伴ってワーキングの活動も停止状態に陥っている。
しかし、従来のワーキングは停止するような性質のものではなく、停止しているのは現状の運営に問題が発生しているためでもある。
今回は、この問題を踏まえて「今後の活動をどのようにして行くか?」を主な議題としている。
議題:今後の活動について
1.現状までのワーキングについて
ワーキング立ち上げ時に課題探しを行い、共通の課題である工賃向上に着眼して活動してきたが、イベント出店に関する内容の割合が大きくなり、毎月イベントの準備に運営が追われるようになったことで、事業所ごとに抱える本当に解決したい課題に触れられなくなっている。
また、活動が業務化し、業務化した部分の負担が一部の人・事業所に偏っている。
これらの現状を改善すべく、ワーキングの再構築を検討することにした。
2.ワーキングの理想像について
各参加者から、ワーキングの参加目的や今後の理想像など意見をいただいた。
A氏
イベント中心から雑談中心へ移行して、(受動的に答え探しをするのではなく)皆が積極的に思い思いの意見を出せる状態にしたい。
日々の困り事や悩み事を吐き出してもらった時に、「実はうちも…」と言う方も居られるかも知れないし、その解決に協力できる人も居るかも知れない。
そのように、事業所同士・人同士を繋げていける場が理想。
例えば、利用者の中には衛生観念の低い方や食生活が乱れた方が居られ、特に今のコロナ禍においては健康リスクが大きくなっている。
そこで、利用者向けの衛生講習や栄養講習の講師をお願い出来る方が居られないかとか、強化事業としての研修が出来ないかと、そのような話が出来る場。
イベントは、今後全くやらないと言うわけではなく、とにかく今のやり方で毎月は無理。
参加目的としては、自分の特技を発揮し信頼を得て、最終的に事業所へ利益を呼び込むこと。
B氏
ワーキング参加目的は、枚方の動きが分からず把握するため。
市内の事業所紹介など多くの情報を発信して行くことが望まれている。
現状、コロナの影響で喫茶をお休みしているが、利用者の工賃を維持するため、
職員の賄などランチを作ることで何とかしている。
C氏
別のワーキングも最初は実際何をしたらいいのか分らないまま1年運営していた。
そのうち、グループを組んで方向性を見出すため密な連絡を取り合い、その情報をワーキングに情報広めた。
各事業所の問題点を出し、出てきたことを整理していく。その事柄ごとにチームを作り実行していく。
リーダーを輪番制にするところもある。
D氏
ワーキングに参加した目的としては、自分の事業所にプラスになることがあれば持ち帰り、工賃向上に繋げていければと考えていた。
コロナ禍で販売が難しくなっているため、ワーキングは一就労支援の職員として思いを語り合う場として、例えば、コロナ禍で収益を上げるには、支出を減らす方法もあるが、各事業所がどのように工夫しているかなど話ができればと考えている。
先日参加した日本財団のオンライン会議において、(コロナの影響から)色んな事業所がネット販売に力を入れて収益を上げている話があった。
行政には枚方市独自のネット販売を行える場を設けることをお願いしたい。
E氏
ワーキングへ参加した目的は、販売機会を得るためと、事業所間の関わりを構築するため。
Bake&Craft(共同販売ブランド)として、各事業所の特徴を取り入れた商品や、詰め合わせたものが出来れば良いと考えている。
F氏
最初に参加したときは、どのような活動をしているかわからなかった。
「共同販売」と言うので、各事業所の商品を出し合って、イベント等で販売する所と思っていた。
枚方市(行政)と協働して、枚方の名産品を用いた商品が出来ないか。
そして、冠婚葬祭などの式場や寺社へ、その枚方ブランドのカタログを置いてもらうなど。
また、ネット販売にも力を入れる。
G氏
参加した目的は、販売先の確保と、事業所がオープンして間もなかったため他事業所との繋がりを構築するため。
ワーキングのLINEグループで話が出ていた各事業所の問題や悩みを話合える場所になればいいと考えている。
コロナの影響で商品販売の売上が下がり利用者への利益還元が難しくなり新しい方向性として各利用者の商品を作るのではなく事業所の商品として作って行く方向性に変更しその為、利益還元がなくなり軽作業に力を入れる事にシフトチェンジしていっている。
H氏
当初のワーキングは色んな意見を話合える雑談スタイルだった。
月一回のイベント参加をする頃から販売メインとなり、業務化になり一部の負担が大きくなった。
現状のまま役割を分担しても、技術やノウハウを伝達して続けていくことも難しくなると思われるので、いっそゼロから作り直し自然と意見がでてくる場所づくりがいいと思った
2.レクリエーションについて
各事業所でレクリエーションはどのように行っているのか質問があった。
A氏
普段の昼休みがレクリエーションの時間。
積立を行っていて日帰り旅行をすることもあったが、最近は忙しい上に大半が出不精となっており、職員・利用者ともに計画を立てる意欲を失っている。
G氏
積立を行い1泊旅行など行っている。年2回BBQなどもしている。
H氏
メンバーミーティングを行っておりレクリエーションの話が出た場合は利用者主体で考えて行っている。
利用者が主体的に発言できるような場として、システムが既に形成されている。
B氏
二月に1回行っていた。喫茶内でバンド方を呼び楽器を演奏して貰う中、利用者さんが歌って貰ったりして一般の方にも参加される事もある。ただコロナの影響で何もできていな現状。
E氏
グループ事に分かれて決めており、月に一回 内部プログラムとして新たな取組をする時にやっている。
D氏
利用者には「ここは基本的に働く場である」と言うことを伝えている。
月に一回メンバーミーティングを行っているが、働くためのミーティングとレクミーティングを分けている。
全体ミーティング時に行先などを決めたりしている。(しかし、バイキングを希望されることが多い)
3.次回までの宿題
参加目的や理想像を語られる中で様々なアイデアが出てきたが、各々が実際にどれだけワーキングへ力を注げるのかは現時点で不明であり、そのことがチーム編成や業務の分担を難しくしていると考えられる。
そのため、次回のワーキングでは、【具体的に自分がどれだけワーキングへ力を注げるのか】について話して頂くこととした。
活動出来る時間帯や曜日など。
また、次回より司会と書記を毎回変えて行く。
4.次回日程と会場
10月14日(水)18:00~20:00 枚方市民会館3F第2会議室