五月人形を飾ってみました。

 

おそらく大正から昭和初期のものと思われます。

 

中央の武者と従者は、

明治から大正にはやった武者人形の形式だそうです。

武者と従者、後ろの矢襖、太刀と弓矢、鯉のぼり

のセットのようです。

 

後ろの壁に掛けたのは、

おそらく祝い着用の反物と思われます。

ウサギの柄は

元気な男の象徴として

よく使われた絵柄のようです。

 

左は、熊を倒した金太郎さん

これも端午の節句によく飾られるそうです。

 

金太郎さんの左後ろの

鯉のぼりの鯉が妙にリアルで

不思議です。

 

金太郎さんの後ろの壁の反物も

祝い着用ではないかと思いますが

戦艦に水上飛行機、大陸風の蒸気機関車と

戦前の雰囲気を漂わせる絵柄が

時代を感じさせます。

 

小道具的に武者が乗るお馬さん?

 

こちらは、陣太鼓でしょうか?

 

こちらは、

ちょっと和んだ雰囲気の絵柄の産着です。

襟の部分が汚れていたので

そこをかくして飾ってみました。

 

これは、

戦後になってから主流になってきた

兜飾りです。

 

これらは、五月十三日に予定されている

くらわんか酒試飲会に参加された方には

見て頂こうと思っています。

5月13日のイベントの詳細は

まだ決まっていませんが

淀川ブランド推進協議会さんの方で

5月までには、詳細を詰められる予定です。

 

ひらかた京町家