地震 | 元焼肉店オーナーのブログ

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2014年1月1日よりブログの名前を変更しました。今後もよろしくお願いします。

熊本の地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

ボランティアの受け入れが始まったみたいです。私は40歳まで所属した某団体で阪神大震災と中越沖地震のボランティアに参加しました。防災の委員会にも所属したことがあります。もちろん専門家でもないですし単なるオッサンです。

ある一定以上の災害が起きると必ず想定外のことが発生します。阪神大震災は耐震と火災。東日本では津波。今回は余震ですか。今回の地震の直後のNHKの討論番組で「官が中心なのはおかしい」ってあのねのねの清水氏が熱弁ふるっていましたが民の出来ることのが限られていると思いました。

私は名古屋のNPOのレスキューストックヤードの栗田代表の考え方が一番賛成です。本当に様々な災害にボランティアしてきた知見の集大成だと思うからです。ボランティアをしたことない人には理解出来ないかもしれません。

災害は「自助」⇨「共助」⇨「公助」で復旧から復興に向かいます。その時その時で必要なリソースも異なりますし、官も民もそれぞれの役割があります。どちらが欠けても最終的な復興には向かえないと思います。字の通り「共助」が民間が一番頑張るところです。ボランティアに参加すればその手伝いをした領域で必ず疑問や憤りを感じるはずです。でも官にしか出来ないこともたくさんあります。「それぞれの役割」をちゃんと理解してスムーズに復興に繋げて行くことを願います。その為に私たちは私たちの役割を果たしたいと思います。

東日本大震災の後に民法が変わりました。金融機関から事業資金の融資を受ける時に第三者の連帯保証人を強要出来なくなりました。東日本大震災で日本も少し変わりました。東日本大震災がなかったらこの民法の改正はなかったわけです。今回も必ず何かが変わると思います。

災害は防げません。地震の後で次男に「もしお父さんとお母さんが災害で死んでも兄弟で助け合って何があっても必ず生きろ」と話しました。私は後ろ向きな発想ではないです。だから息子たちに伝えるのは上の言葉です。災害は無情に無念や悲しみの結果を生み出します。でも受け入れて乗り越えていくしかないですよね。