2015/01/21 | 元焼肉店オーナーのブログ

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2014年1月1日よりブログの名前を変更しました。今後もよろしくお願いします。

企業の通勤手当が廃止されたら、子育て世帯は「住まいの貧困」に直面する(HayatoIkeda)-BLOGOS(ブロゴス)


地方に住む人間に取っては大都市圏の私鉄の安さにはびっくりします。大都市圏が安いのか地方が高いのか?これはそれぞれの見解があると思いますが私はJRよりも関東の私鉄の方が安いので大都市圏の私鉄が安いと思います。

一般的に「東京は便利だけど家賃が高い」といわれます。異議はありません。では「地方は不便だけど家賃が安い」のか?そうではないと思います。

かなり乱暴な括りをしますが、東京-大阪、横浜、名古屋-全国の政令指定都市-その他の地域って4つに分けるとその他の地域は家賃がバカ安でないと不便さが勝ちます。ではバカ安かというと決してそうではありません。

地方でアパートを建てると狭くない間取りで作るし建設コストは地方でも同じコストがかかるからです。本来なら家賃はマーケットインで決まるものなのにプロダクトアウトになっています。

これでは家賃が安くなるわけがありません。

例えば学生の一人暮らしなら家賃5万円で歩いて通える場所と家賃4万円で交通費が1.5万円の物件を比較して後者を選ぶ人がどれほどいるのか?よほどの理由がない限りは前者ですよね。

でも地方の物件はコストから家賃を計算するので土地は安くても後者みたいなことが起きているわけです。新しいところに住みたいとか広い部屋に住みたいって需要を喚起しているつもりでしょうが私には勝ち目のない戦いをしているように思えてなりません。

結局大都市圏に人口が集中してしまうのは地方が無策ってことになってしまうと思います。とても残念です。